精管手術から11か月で子どもを授かった夫婦
夫が不妊手術を受けてから11か月後に妊娠が判明した女性の体験談が話題を呼んでいる。
先月16日(現地時間)、オンラインメディアの「バスティーユ・ポスト(Bastille Post)」は、中国版ツイッターの「微博(Weibo)」に投稿された家庭崩壊の危機に直面した体験談を紹介した。
投稿によると、Aさんは、夫婦ともに子どもを持つ計画がなかったため、結婚直後に夫が精管手術を受けたという。ところが、その手術から11か月後、Aさんが妊娠してしまったという出来事が起きた。
普段から生理周期が規則的だったAさんは、生理が10日も遅れたため「まさか」と思い妊娠検査薬を使用したところ、妊娠が判明したのだ。
予想外の妊娠に大きなショックを受けたAさんだったが、これを知らされた夫は「不妊手術をしたのに、どうして妊娠したんだ」と激怒。夫は一時、Aさんが他の男性との間で妊娠したのではないかと疑った。しかし、Aさんは他の男性と関わったことはないと強く潔白を主張し、最終的に夫もAさんの言葉を信じることにした。
怒りを鎮めたAさんの夫は「どうしてこんなことが起きたのか、そしてこれからどうすべきか、一緒に考えよう」と提案した。
「精管手術が自然解除され妊娠」驚きの検査結果
数日間悩んだ末、Aさんの夫は精管手術を受けた病院を訪れ、再検査を受けた。
その結果、精管手術から11か月後に精管が再び開通していたことが判明。縫合して結紮されたはずの精管が自然に結合し直し、その影響でAさんが妊娠したことが分かった。
真相が明らかになると、夫婦は安堵しながらも、医師に強い不満を抱いた。
Aさんは「手術を受けたのにこんなことが起きるなんて信じられない。医師にはきちんと責任を取ってもらいたい」と憤りを露わにした。
この話を知ったネットユーザーからは、「子どもを望まずに手術までしたのに、結果的に出産と育児を一生担うことになるなんて、医師は責任を取るべきだ」、「本当に子どもを望まないなら、男女ともに不妊手術を受ける方が確実だ」といった意見が寄せられた。