俳優チョン・ボソク、『ラジオスター』で華やかだった過去を振り返る
俳優チョン・ボソクが MBCのバラエティ番組『ラジオスター』に出演し、国民的な人気を誇ったドラマの主役として活躍していた時代や、当時最高の女優たちとのキスシーンの裏話を公開した。

今回の放映分で、チョン・ボソクは1998~1999年に韓国でオンエアされたドラマ『ずっと会いたい』で最高視聴率57%を突破し、「国民的俳優」としての地位を確立した時代を振り返った。
この作品は、連続ドラマの歴史を塗り替えた代表的なヒット作であり、チョン・ボソクの華やかな出演作りストにMCたちが聞いて感嘆の声を隠せなかった
話題のキスシーンと危険な撮影の裏話
かつてテレビドラマ界の王子として活躍していた時代、チョン・ボソクは数多くの話題を呼んだキスシーンを披露した。
MBCドラマ『息子の彼女(韓国語原題訳)』で女優チェ・シラとのキスシーン、そして『彼女の彼氏(韓国語原題訳)』でキム・ヘスとの水中キスシーンの裏話を明かし、「当時、絶大な話題を呼んだ」と振り返った。
そしてチョン・ボソクは、安全装置が完璧ではなかった過去に、実際に漢江(ハンガン)に放り込まれる危険なシーンを演じ、「心臓が止まるかと思った」と告白し、スタジオを驚かせた。
さらに、後輩の女優ヨム・ジョンアが、撮影前に「どうか頬を叩いてくれ」と頼みながら付きまとったという面白い逸話も伝えられ、スタジオは笑いに包まれた。
『明日に向かってハイキック』ファミリーとの感動的な再会
チョン・ボソクは、最近のCM撮影をきっかけに、15年ぶりにオ・ヒョンギョン、チン・ジヒ、ソ・シネ、ジュリアン・カン、チェ・ダニエルら『明日に向かってハイキック』ファミリーと再会したエピソードにも触れた。
久しぶりに再会を果たした彼らはグループチャットを作り、再び連絡を取り合っていると語り、視聴者の好奇心を一層かき立てた。
今なお「永遠の『パンクトンク』パパ」と呼ばれ、語り草となる名シーンを呼び起こして笑いを誘うチョン・ボソクは、「最近、再び人気を実感して幸せだ」と率直な気持ちを明かした。
実業家としての一面と新たな挑戦
チョン・ボソクは俳優活動と並行し、実業家としての資質も発揮している。韓国通貨危機の時代に買収したボウリング場事業に関する興味深い逸話を披露した。
彼は、そのボウリング場事業で多忙を極め、ドラマ『ずっと会いたい』への出演を断ったものの、制作スタッフが「では、ボウリング場でドラマを撮影しよう」と提案し、結局出演することになったと語った。

チョン・ボソクは「イム・ソンハン作家の作品のおかげでボウリング場がドラマの背景として起用された」と述べ、ボウリング場が大盛況だったとのエピソードを伝え、「元祖PPLスター」というニックネームまで手に入れた。
さらにチョン・ボソクは最近、息子が経営するベーカリーとのモデル契約に至った逸話も明かし「(自分の経験を活かして)また別の事業を準備中だ」と述べ、皆を驚かせた。
『ラジオスター』は毎週水曜日の午後10時30分に韓国でオンエアされる。