タクシー代「2万円」に不満を抱き運転手を暴行した50代男性

タクシー料金が高額だという理由で運転手を暴行した50代の男性が警察に逮捕された。
24日、韓国・忠清北道(チュンチョンブクド)清州青原(チョンジュ・チョンウォン)警察署はタクシー運転手への暴行容疑で59歳のA容疑者を不拘束で立件した。
A容疑者は当時泥酔しており、同日午前2時頃、清州市青原区ユルリャン洞でタクシー運転手の顔を殴り、体を押すなどの暴行を加えた。その後、通報を受けて駆けつけた警察によって現行犯逮捕された。
ソウル・江南から清州までタクシーで移動したA容疑者は、21万ウォン(約2万1,840円)の料金が高いと主張し、運転手と口論の末、暴行を加えたことが判明した。
現在、警察はA容疑者を対象に事件の詳しい経緯を調査している。

特定犯罪加重処罰等に関する法律第5条の10第1項では、タクシーやバスの運転中に運転手を暴行した場合、被害者との和解に関係なく、5年以下の懲役または2000万ウォン(約208万円)以下の罰金が科されると定められている。さらに、暴行によって運転手が負傷した場合は3年以上の有期懲役、死亡させた場合は無期懲役または5年以上の懲役が科される。