アラバイ「ハッピー」と「ジョイ」、韓国大統領官邸から果川のソウル大公園へ
トルクメニスタンへの国賓訪問の際に、ユン・ソンニョル大統領宛に贈られた国犬である2匹のアラバイ「ハッピー」と「ジョイ」が、大統領官邸を離れることが明らかにされた。
今後、ハッピーとジョイは果川のソウル大公園で生活するのだという。
去る11日、大統領府は「トルクメニスタンの国犬である2匹のアラバイ『ハッピー』と『ジョイ』が11日午後、新しい住処となる京畿道・果川市のソウル大公園に移動した」と発表した。
続けて「普段からハッピーとジョイの散歩をしたり、おやつを与えたり、温かく世話をしてきた大統領夫妻は、より広い新しい住処で健康に過ごせるようにと、移動前日2匹にそれぞれマフラーと大きなおやつを贈った」と明らかにした。
ハッピーとジョイは、昨年6月から大統領官邸で生活
ハッピーとジョイは昨年6月、トルクメニスタンのグルバングル・ベルディムハメドフ最高指導者兼人民評議会議長夫妻から「動物に対するユン大統領夫妻の愛情に感銘を受けた」として贈られた犬たちである。
当時、生後40日程度だったハッピーとジョイは、その後、漢南洞の大統領官邸で他のペットたちと共に生活をしてきたという。
トルクメニスタンの国犬であり、代表的な牧羊犬種であるアラバイは、体重が最大90〜100㎏にも達し、体高(四足で立った時の足の裏から肩までの高さ)が70〜80cmまで成長すると言われている大型犬種である。
そのため、贈られた当時から現地の専門家は「生後6ヶ月以降は他のペットと分離させた方が安全であり、成犬になった時には常に走り回れるような環境を整えてあげなければ骨が弱まってしまう」とアドバイスした。
ハッピーとジョイはソウル大公園で健康状態のチェックと適応期間を経た後、ソウル大公園で育てられている他の大型犬たちと共に生活する予定だという。
ソウル大公園側は「動物の権利が尊重される環境で、ハッピーとジョイが健康で幸せな生活を送れるよう最善の措置を講じる」と述べた。
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