ドウェイン・ジョンソンは最高のギャラを誇る俳優として知られているが、実際に彼が出演した映画は相次いで商業的失敗を記録し、「興行惨敗の王」という不名誉な称号を得ることになった。
18日(現地時間)、米メディアのニューヨーク・ポストは、ドウェイン・ジョンソンが2024年に8,800万ドル(約143億4,700万円)の収入を上げ、ハリウッドの収入1位を記録したにもかかわらず、ここ数年間に出演した主要作品が劇場で軒並み苦戦していると報じた。
先週末に公開されたディズニーの実写映画『モアナと伝説の海』は、公開初の3日間で北米興行収入が4,300万ドル(約70億1,000万円)にとどまった。

映画批評サイトのロッテントマトの新鮮度指数も31%まで下落した。現地メディアと業界では、制作会社が今回の作品で1億ドル(約163億300万円)から1億2,500万ドル(約203億7,900万円)の損失を被ると推算している。
ジョンソンの興行不振は今回が初めてではない。2024年に主演を務めたクリスマス映画『レッド・ワン』は、2億ドル(約326億600万円)を超える制作費が投入されたが、全世界の興行収入は1億8,600万ドル(約303億2,400万円)にとどまった。
DCコミックス原作の『ブラックアダム』とディズニーの『ジャングル・クルーズ』、Netflixの『レッド・ノーティス』なども期待に届かない成績を収めた。演技の変身を試みた2025年作『スマッシング・マシーン』も興行と批評の両面で成果を上げられなかった。
専門家たちは、ジョンソンの興行不振の原因としてイメージの消耗と観客層の変化を挙げている。特有のマッチョなキャラクターと繰り返しの演技スタイルが大衆に陳腐に映っているという指摘だ。
Z世代が劇場の主要消費層として台頭した点も逆風となった。2002年『スコーピオン・キング』でデビューしたジョンソンの過去のプロレス(WWE)時代への郷愁が若い観客層には響いていないという分析だ。ジョンソンが既存の興行の惨状を打開し、年末に公開予定の『ジュマンジ:オープンワールド』で反転を果たせるかに注目が集まっている。