K-POP公演チケットを大量に購入した後に転売し、約71億ウォン(約7億6,221万円)相当の利益を得ていた闇チケット取引組織が警察に摘発された。
11日、京畿(キョンギ)北部警察庁はマクロプログラムを利用してK-POPスターのコンサートチケットを大量に買い占めた後、高額で転売していた闇チケット組織を摘発したと発表した。
京畿北部警察庁サイバー捜査課は、G-DRAGON、BLACKPINK、イム・ヨンウンなど人気アーティストの公演チケットを違法取引していた闇チケットカルテル16人を検挙したと明らかにした。このうち3人は拘束送致された。
検挙された一味は2022年10月から最近まで、予約サイトのセキュリティシステムを回避するマクロプログラムを利用し、約3万3,000枚のコンサートチケットを先行確保していた。彼らは確保したチケットを原価の最大25倍の価格で転売し、総額71億ウォンの不正利益を得ていたことが調査で明らかになった。

警察の捜査によると、彼らは1,309人が参加する大規模な団体チャットルームを運営し、組織的に犯行を行っていた。チャットルームではマクロプログラムの使用方法、闇チケット取引情報、警察の取締状況などの情報がリアルタイムで共有されていた。
特に彼らは政府24アプリを模倣した偽アプリケーションを制作し、モバイル身分証を偽造するなど身分偽装の手口まで用いていたことが分かった。
警察は海外へ逃走した共犯者の追跡捜査を続けており、国外の闇チケット取引犯罪者に対しても捜査範囲を拡大する方針だ。
京畿北部警察庁は昨年8月から闇チケット犯罪の根絶に向けた集中取締りを実施してきた。エンターテインメント企業HYBEと共同でモニタリングおよび現場取締りを行い、主要チケット予約会社とも緊密に協力した。
警察は各予約サイトのセキュリティ脆弱性とマクロプログラムの動作原理を分析し、独自のセキュリティガイドラインを開発した。このガイドラインはチケット予約会社に提供され、セキュリティ強化に活用されている。
警察関係者は「闇チケット取引はK-POP公演市場の健全性を損ない、国家ブランドにも悪影響を与える深刻な犯罪」と強調した。続けて「最大50倍の課徴金を科すことができる改正公演法の施行に合わせ、関係機関と協力して強力な対応を続けていく」と付け加えた。
