ユーチューバーのクジェヨク(本名:イ・ジュンヒ)が、他のタレントたちに対する名誉毀損などの罪で、懲役2年の追加実刑判決を言い渡された。
26日、水原地方法院は、情報通信網法違反(名誉毀損)、業務妨害、侮辱の罪で起訴されたクジェヨクに対し、懲役2年および罰金1,500万ウォン(約160万円)を宣告したと明らかにした。
クジェヨクは現在、人気ユーチューバーのツヤン(本名:パク・ジョンウォン)を脅迫した罪で懲役3年の判決を受け、服役中である。

裁判所は、クジェヨクがYouTubeを通じて他のタレントたちの名誉を著しく毀損した行為について、「被告はYouTubeをまるで法の死角地帯であるかのように認識し、行動してきた」と厳しく指摘した。
また、「性生活や犯罪歴など、相手にとって致命的な事柄を十分な確認もなく歪曲・誇張して放送した」と判断した。
さらに裁判所は、「差別的かつ侮辱的な表現を繰り返し使用し、放送内容が公益を目的としたものとは到底言えない。犯行の手口および結果はいずれも重大である」と述べた。
虚偽の事実に基づき被害者の社会的評価を深刻に損なった点も、量刑に反映された。
クジェヨクは放送で特定人物について、「麻薬を使用し乱交パーティーを行った」といった趣旨の発言をしたり、犯罪者になぞらえる表現を用いたことが確認された。
裁判所は、「被告は自身の行為を『YouTubeの演出技法』だと主張しているが、到底受け入れられない」と断じ、被害者が受けた精神的苦痛も極めて深刻であったと説明した。
「被害者らは極度の不安と苦痛を訴え、一部は極端な選択を考えるほど追い込まれていた」と裁判所は付け加えた。
反省の態度についても、「反省文を複数回提出しているが真摯さは認められず、むしろ自身の行為を正当化する姿勢が見受けられる」と否定的に評価した。
一方で、一部の発言については被害者側に処罰の意思がないとして、公訴棄却の判断が下された事案もあった。不快感を与える表現ではあるものの、刑事処罰の対象には当たらないと判断された部分である。

クジェヨクは、海軍大尉出身のユーチューバーであるイ・グン氏をはじめ、複数の配信者や一般人に対し虚偽事実を流布し人格を侮辱した容疑で裁判にかけられていた。
被害者家族との通話を録音して公開したり、当事者を直接訪ねて撮影した映像をYouTubeに掲載した事実も確認されている。
グジェヨクは2023年にツヤンを脅迫して5,500万ウォン(約589万円)を恐喝した罪で起訴され、控訴審で懲役3年の判決を受け服役中であり、今回の判決により服役期間はさらに延びることになった。