ラッパーのマイクロドットが、両親のいわゆる「借金問題」を乗り越え、Mnet『SHOW ME THE MONEY 12』に出演し注目を集めている。
1月15日に放送されたMnet『SHOW ME THE MONEY 12』ソウル予選では、マイクロドットが3度目の挑戦に臨んだ。シーズン4、シーズン6に続いて再びステージに立った彼は「大きな決心をして挑戦した」と語り、周囲の視線を意識する様子を見せた。
マイクロドットは出演の背景について率直に打ち明けた。「応募すること自体がすごく怖かった」とした上で、「両親は実刑を受け、裁判はすべて終わったが、被害者のうち1人には今も和解金を渡している最中だ」と現在の状況を説明した。
特に、生計のために焼肉店で働いていることも明かした。「とにかく稼がなければならなかったので、焼肉店で働いてもう4年になる。皿洗い、掃除、開店準備、床拭きまで全部やっている」と現実的な苦労を語った。

彼は「自分が悪い人間だと本気で思っていた。恨みの矛先を自分に向けていた」と苦しかった時期を振り返った。
また「つらい時に人間関係も全部なくなったが、最後まで離れなかったのが音楽だった」と音楽への思いを語った。
予選では、プロデューサーのGRAYの前で、自身の境遇を率直に盛り込んだラップを披露した。「またマイクロドットが出てきた、その親のそのハスラー」「親の借金も返してきた」「どこへ行っても親のことが足を引っ張る。でも大丈夫だ、10年ぶりに戻ってきたんだ」などのリリックで真摯さを訴えた。
GRAYは彼のパフォーマンスを受け、合格のネックレスを手渡した。「安定していて、メッセージの伝え方も良かった。ベテランらしく、自然に合格を出すしかなかった」と評価した。
合格を告げられたマイクロドットは手を震わせながら「本当にうれしい。感謝している」と頭を下げた。
マイクロドットの両親は、1990年から1998年まで忠清北道堤川(チュンチョンブクト・チェチョン)で酪農場を運営し、14人から約3億ウォン(約3,222万300円)を借りたまま、1998年5月にニュージーランドへ渡航した疑いが持たれていた。
2019年4月に帰国した両親は裁判を受け、被害者14人のうち10人と和解した。

マイクロドットの父親は懲役3年、母親は懲役1年の実刑判決を受け、服役後はニュージーランドへ強制送還された。マイクロドットは現在も、和解に至った被害者1人への慰謝金の返済を続けている。
その間、彼は芸能活動を休止し、ボランティア活動を行いながら自粛生活を送ってきたと伝えられている。