韓国を代表するヒップホップ・サバイバル番組『SHOW ME THE MONEY 12』が、シリーズ史上最多となる応募者数を記録し、大きな話題を集めている。
Mnetは24日、8月20日から約1か月間実施された『SHOW ME THE MONEY 12』ラッパー公開オーディションに、3万6,000人を超える応募が集まったと発表した。
これは『SHOW ME THE MONEY 』シリーズ史上最高記録であり、新シーズンに対する国内外ラッパーたちの熱い関心と意欲を改めて証明する結果となった。
制作陣は今シーズンの特徴について、「細分化された予選システムを導入し、参加の機会を大幅に拡大した」と説明している。
ソウルをはじめ、光州（クァンジュ）、釜山（プサン）、済州（チェジュ）など全国主要都市で地域別一次予選を開催し、より多くの挑戦者が参加できる環境を整えたという。
特に注目されるのは、グローバル予選の拡大である。韓国を含め、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、アフリカなど、世界32の国と地域から応募が寄せられ、各国の実力派ラッパーたちも多数参加の意思を示した。これは『SHOW ME THE MONEY』が、単なる国内番組を超え、グローバルヒップホッププラットフォームとして定着したことを示している。
『SHOW ME THE MONEY 12』は、シリーズ初となるOTTプラットフォームTVINGとの共同制作という新たな試みも打ち出す。リニアチャンネルとOTTを連動させたツートラック方式の編成を通じて、各プラットフォームの特性に合わせた差別化された視聴体験を提供する予定だ。
『SHOW ME THE MONEY 12』は、2026年1月15日に初回放送を迎える。
