2026年は映画ファンにとって特別な年になりそうだ。長年の待ち時間を経て帰ってくる続編やハリウッド大作が立て続けに公開を控えているためだ。
特に20年ぶりに帰ってくる作品からマーベル・ユニバースの新しい作品まで、多様なジャンルの期待作が観客を待っている。
1. 『プラダを着た悪魔2』 (2026年5月1日 公開予定)
2006年に世界を席巻した『プラダを着た悪魔』が、20年ぶりに続編として帰ってくる。メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチまで、前作のヒットを牽引した主要キャストが再び意気投合した。
今回の映画は、20年という歳月が流れただけに、180度変化したファッション業界のトレンドと現代の社会文化を反映した新しい物語を披露する予定だ。
2. 『トイ・ストーリー5』 (2026年6月19日 公開予定)
ピクサーの代表作『トイ・ストーリー』シリーズが5作目として帰ってくる。2019年に公開された『トイ・ストーリー4』以来、7年ぶりに公開される新作だ。
今回の作品は、時代に合わせてスマートタブレットがおもちゃたちの間に現れることで繰り広げられる興味深い物語を描き出す。最先端のおもちゃであるタブレット「リリーパッド」が、既存のおもちゃたちに緊張感を与える設定で新鮮な面白さを提供する予定だ。
3. 『モアナ』実写映画 (2026年7月10日 公開予定)
ディズニーの人気アニメーション『モアナと伝説の海』が実写映画として製作される。アニメーション『モアナと伝説の海』が世界的に大成功を収めた後、続く実写映画で、早くも大きな期待を集めている。
モアナ役のキャサリン・ラガイアは、祖父母が映画の舞台である南太平洋サバイ島とサモア諸島出身で、キャラクターとの高いシンクロ率を誇る。ドウェイン・ジョンソンは、アニメーションに続き実写映画でもマウイ役を演じる。
4. 『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』 (2026年7月31日 公開予定)
マーベル・スタジオの人気シリーズ、スパイダーマンが帰ってくる。トム・ホランドが再びスパイダーマンスーツを着て新しい冒険を繰り広げる予定だ。
今回の作品は、2021年に公開された『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の続編で、前作以降の物語を扱い、同名のスパイダーマン・コミックからインスピレーションを得ていると伝えられている。
特にハルク役のマーク・ラファロやジョン・バーンサル(パニッシャー役)などが登場する可能性が取り沙汰されており、ファンの期待を高めている。
5. 『ハンガー・ゲーム:サンライズ・オン・ザ・リーピング』 (2026年11月20日 公開予定)
スーザン・コリンズの小説を原作とする『ハンガー・ゲーム』シリーズが3年ぶりに帰ってくる。2026年11月公開予定の『ハンガー・ゲーム:サンライズ・オン・ザ・リーピング』は、ヘイミッチの過去を本格的に扱う。
『ハンガー・ゲーム0(歌う鳥と蛇のバラード)』から40年後、「パネムの炎」からは24年前の物語を扱い、若きヘイミッチが第二回クォーター・クエルである第50回ハンガー・ゲームに参加する内容だ。
6. 『DUNE/デューン 砂の惑星:PART 3』 (2026年12月18日 公開予定)
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『DUNE/デューン 砂の惑星』シリーズ3作目が製作される。出演者としてはシリーズの主演俳優であるティモシー・シャラメとゼンデイヤが引き続き参加し、特に2作目では登場しなかったジェイソン・モモアも再合流する。
今回の作品は、ポール・アトレイデスが皇帝に即位する旅路を描く予定で、**原作『デューン 砂漠の救世主』**を脚色して物語が展開される予定だ。
7. 『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』 (2026年12月18日 公開予定)
マーベル・ヒーローたちが再び集結する『アベンジャーズ』シリーズの5作目だ。2019年『アベンジャーズ:エンドゲーム』以来7年ぶりに公開される新作で、クリス・ヘムズワース、ヴァネッサ・カービー、アンソニー・マッキーなど豪華なラインナップを公開し、マーベルファンの期待を集めている。
特にロバート・ダウニー・Jr.がヴィランの「ドクター・ドゥーム」としてカムバックするというニュースが伝わり、話題となった。かつてマーベルシリーズで「アイアンマン」としてスターにのし上がった彼が、ヴィランとしてどのような姿を見せるのかも見どころだ。