K-POPの代表グループ、SEVENTEENが、アメリカの公共ラジオNPRミュージックの代表番組『タイニー・デスク(Tiny Desk)』に出演し、新たな歴史を刻んだ。
プレディスエンターテインメントは25日、SEVENTEENのメンバーであるジョシュア、ミンギュ、スングァン、バーノン、ディノが24日(現地時間)、NPRミュージックのYouTubeチャンネルを通じて公開された
「SEVENTEEN: タイニー・デスク・コンサート」で、約30分間にわたる特別なライブパフォーマンスを繰り広げたと発表した。
『タイニー・デスク』は、音楽に完全に集中できる小規模コンサート形式のライブシリーズとして有名だ。この番組には、テイラー・スウィフト(Taylor Swift)、コールドプレイ(Coldplay)、ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)、サブリナ・カーペンター(Sabrina Carpenter)など、グローバルトップアーティストたちが出演している。SEVENTEENは、K-POPグループとして初めて、ワシントンD.C.にあるNPR本社オフィスで公演を行った。
SEVENTEENは、代表曲「孫悟空(Super)」を皮切りに、この10年間の音楽的旅路を込めた多様なセットリストを披露した。
メンバーたちは、強烈なエネルギーの「Clap」、「HOT」、「SOS(Prod. Marshmello)」から、感性的な「_WORLD」、「Darl+ing」、清涼な魅力の「Rock with you」、叙情的な「To You」まで、幅広い音楽的スペクトラムを誇示した。
プレディス側は「メンバーたちが自由にリズムに乗り、完璧なライブの実力で感嘆を誘った」とし、「観客の即席リクエスト曲『HBD』を歌い、呼応を促す姿から、11年目のベテランアーティストの老練さが確認できた」と説明した。また、「新しい編曲とダイナミックなバンド演奏が加わり、聴く楽しさが倍増した」と付け加えた。
会場を埋め尽くした観客は、大合唱と歓声で熱い反応を見せた。オフィスの中には、カラット棒(応援棒)やプラカードが目立った。
最後のステージは、SEVENTEENの公演のシグネチャーアンコール曲「VERY NICE」で締めくくられた。
メンバーたちは観客と活発にコミュニケーションをとりながら熱気を最高潮に引き上げ、公演終了後も長い拍手と歓声が続いた。
SEVENTEENは「普段から楽しく見ていた番組に出演できて嬉しい」とし、「実際にオフィスで公演するので、落ち着いて静かな雰囲気を予想していたが、文字通りコンサート会場のようだった」と感想を述べた。続けて「タイニー・デスクでこんな反応が出るとは想像もできなかった。皆さんのおかげで楽しい時間を過ごせた。感謝している」と伝えた。
一方、SEVENTEENは現在、世界中の主要地域で「SEVENTEEN WORLD TOUR [NEW_]」を開催し、グローバルファンと交流している。
仁川アジアード主競技場(インチョンアジアドシュキョンギジャン)と香港啓徳スタジアム(ホンコンカイタッスタジアム)、北米5都市での公演を成功裏に終えたSEVENTEENは、来る27日に日本の4大ドームツアーを開始する。
公演は、バンテリンドーム ナゴヤを皮切りに、京セラドーム大阪、東京ドーム、福岡PayPayドームの順に続く。