ネット中傷に屈しない女ミン・ヒジン元ADOR代表、悪質コメントに“連続勝訴” 沈黙せず正面突破

ミン・ヒジン元ADOR代表が悪質コメント投稿者らを相手取った損害賠償訴訟で連続勝訴している。

グループ「NewJeans」の専属契約効力認定判決とは対照的な結果となっている。

今月2日、法曹界によるとソウル西部地方裁判所・民事12単独のイ・グァニョン裁判官はミン元代表が悪質コメントの投稿者6人を相手に起こした損害賠償訴訟で原告勝訴判決を下した。

 引用:ニュース1
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裁判所は悪質コメントの投稿者6人のうち5人に対しては慰謝料10万ウォン(約1万775円)、1名に対しては20万ウォン(約2万1,551円)をそれぞれ賠償するよう命じた。

今回の訴訟の発端は去年4月に遡る。

ミン元代表とHYBE間の経営権争いが社会問題として浮上していた時期だった。

悪質コメント投稿者らはミン元代表が2回目の記者会見で経営権奪取疑惑について反論した際、関連報道記事に悪質なコメントを投稿した。

ミン元代表側は裁判で「悪質コメント投稿者らがオンライン上で人格侮辱と名誉毀損行為を行った」とし、「精神的被害に対する賠償として1人当たり30万ウォン(約3万2,327円)の慰謝料を支払うべきだ」と主張した。

裁判所が慰謝料10万ウォンの賠償を認めたコメントには罵倒や人格侮辱的な表現が含まれていた。

「狂った○を色々している。何のコメディなのか」、「○○○」、「本当に○して狂ったようだ。生○○を受けるべきだ」、「この○も仕方ないやつだ。君なら君のような人間を首にしないのか」、「性格変態?あまりにも行ったり来たりしている。○○のようだ」などの内容だった。

特に慰謝料20万ウォンが認められたコメントはさらに深刻なレベルだった。

「こんな欲望のある○を見たことがあるか。プットオプション1,000億ウォン(約107億7,597万8,189円)のために和解しようと言っているのは間違いない。明らかに見える黒心をNewJeansのためだと嘘をつく○○。本当に気持ち悪い」という内容で、裁判所はこれをより重い侮辱と判断した。

悪質コメント投稿者らは裁判過程で「ミン元代表の訴訟提起は権利濫用だ」とし、「このようなコメントは社会的な規範に違反していないため違法性はない」と反論したが、裁判所はこれを受け入れなかった。

裁判所は「コメント内容を総合的に検討した結果、正当な批判や表現の自由の範囲を超えた侮辱的で軽蔑的な人身攻撃に当たる」と判示した。

そして裁判所は「ミン元代表が公開記者会見を開催したため、関連事項が部分的に公的性格を持つと見ることができる」としながらも「批判されるべき事項があったとしても、侮辱的な表現を通じた侮辱まで許容されるわけではない」と明示した。

 引用:ニュース1
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1審裁判所は「コメント投稿行為そのものは一回性だったが、当時多くの人々がミン元代表に対して否定的な感情を無分別に表出していた状況だった」とし、「これらのコメントも社会現実や世相に対する批判目的ではなく、ミン元代表を貶めて嘲笑する意図で作成されたと判断される」と結論づけた。

現在この判決は確定している。

ミン元代表はこれまで数十名の悪質コメント投稿者らを相手にした訴訟で連続勝訴判決を受けており、勝訴率は約70%に達することが明らかになっている。

一方、先月30日ソウル中央地方裁判所・民事合意41部(チョン・フェイル部長裁判官)はNewJeansとADOR間の専属契約の効力を認める判決を宣告した。

裁判所はミン元代表の解任が専属契約違反の事由であるというNewJeans側の主張と両者間の信頼関係破綻が専属契約解除事由になるという主張をすべて退けた。これはNewJeans側の完全敗訴を意味する。

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