俳優イ・ビョンホンが第35回ゴッサム・インディペンデント映画賞の主演男優賞候補に選ばれ、韓国映画界の注目を集めている。
10月30日、所属事務所「BHエンターテインメント」は「イ・ビョンホンがゴッサム・インディペンデント映画賞で韓国俳優として唯一主演賞候補に挙がった」と発表した。
今回の候補者リストにはハリウッド映画『マグニフィセント・セブン』(2016年公開)で共演したことのある俳優イーサン・ホークを始め、女優ジェニファー・ローレンス、女優アマンダ・サイフリッド、俳優ジョシュ・オコナーなど実力派俳優が名を連ねている。
映画『仕方ない』でイ・ビョンホンは、絶望的な状況に置かれた「ユ・マンス」役を演じ、深い内面演技を披露した。

海外メディアは彼の演技力について「圧倒的な没入感」と「驚くべき人間的な真摯さ」と称賛し、高く評価した。
ゴッサム・インディペンデント映画賞は毎年、芸術性と創造性に優れた作品を選定する権威ある賞で、アカデミー賞の前触れと見なされている。
『仕方ない』はイ・ビョンホンが主演賞の候補としてノミネートされたと共に国際長編映画賞、脚色賞まで合計3部門で候補に選ばれ、作品の完成度と演技力を同時に認められた。
イ・ビョンホンはすでにトロント国際映画祭で特別功労賞を受賞し、北アメリカの映画賞シーズンの幕開けを告げ、ニューポート・ビーチ映画祭のアーティスト・オブ・ディスティンクション受賞に続き、今回のゴッサム・インディペンデント映画賞の主演賞にノミネートまで、韓国俳優と韓国映画の地位を大いに高めた。
現在、韓国全土の映画館で上映中の『仕方ない』は300万人観客突破を目前に控えており、イ・ビョンホンが韓国俳優初のゴッサム・インディペンデント映画賞で受賞の栄誉を手にすることができるか、関心が集中している。
