俳優ソン・ドンイルは、過去に経験した5億ウォン(約5,301万6,647円)の詐欺被害について再び言及し、視聴者の関心を集めた。
今月26日、韓国でオンエアされたのtvNのバラエティ番組『海を渡る車輪のついた家:北海道編』では、ソン・ドンイルが北海道のウニ丼を用意した。
この日に、共演者である俳優キム・ヒウォンや女優チャン・ナラと食事を楽しんでいる最中、チャン・ナラが「お店を開いても良いくらいだ」と発言すると、ソン・ドンイルは「一度失敗したんだ。詐欺に遭ってね」と、過去の辛い記憶を呼び起こした。

ソン・ドンイルは、過去の出演した番組で具体的な詐欺被害の経緯を明かしたことがある。
無名時代を経て、1998年に韓国でオンエアされたドラマ『ウンシル』に出演し大きな人気を博した彼は、成功した際に周りの人々が自分を放っておかなかった当時の状況を説明した。
そして、ソン・ドンイルは知人の勧めで地方に170坪の焼肉店を開業したが、撮影スケジュールのため自らの運営が叶わず、その知人に全幅の信頼を寄せ、名義まで委託したと語った。
幸い、商売は順調だったものの、ソン・ドンイルは利益を受け取ることができず、結局その知人は店舗を処分した後、海外へ逃亡した。
さらにソン・ドンイルは、告訴の過程でその知人が詐欺前科3犯であったことを知り、当時稼いだ5億ウォンに加え借金まで背負わされたと打ち明け、同情を呼んだ。