俳優カン・ハヌルがバラエティ番組で語った「芸能人病」のエピソードがネット上で話題になっている。
このエピソードは今月15日に韓国でオンエアされたMBCのバラエティ番組『ラジオスター』第936話の「興行ルパン」特集で公開された。
この日の放映分では映画『ファーストライド』の主演俳優であるカン・ハヌル、キム・ヨングァン、カン・ヨンソク、知英(ジヨン)がゲストとして出演し、様々な話を披露した。

MCのキム・グラがカン・ハヌルに芸能人病にかかったという話について尋ねると、カン・ハヌルは「考えてみるととても恥ずかしい」と当時の状況を語った。
カン・ハヌルは数年前の香港出張の際に経験したエピソードを再現した。「香港に仕事で短期滞在した時、入国審査を受けに行った。怖そうな女性職員がガラス越しにいて、僕を見上げたので前に進んだ。いつも良い印象を与えようと笑顔を作っていた」と説明した。
すると入国審査官がカン・ハヌルのパスポートを見て「芸能人?」と尋ねたという。
カン・ハヌルは「怖かった人が急に明るい表情になり、『この人は大丈夫な人なのか』と思った。香港で僕のことを認識してくれたのかと思い、英語で答えるべきなのに、韓国語で『はい、そうです。ありがとうございます』と答えてしまった」と語った。
しかし、入国審査官は「No, no. Your name?(君の名前は?)」と再度尋ねたという。つまり、「Your name」の発音を「芸能人(ヨネイン)」と勘違いしたカン・ハヌルの可愛らしいミスだったのだ。カン・ハヌルは「周りに誰もいないマンツーマンの状況だった。一瞬、背中に汗が出て耳が真っ赤になった」と当時の恥ずかしさを伝えた。
この話を聞いたキム・グラは「これは重症だ」と大笑いし、MCユ・セユンも「今日のトークの目玉だ」と付け加え、スタジオは笑いに包まれた。
一方、カン・ハヌルはドラマ『椿の花咲く頃』などで人気を博した俳優で、最近は映画『ファーストライド』で観客と交流している。
今回の『ラジオスター』出演を通じて、普段見られない率直でユーモアのある一面を見せ、視聴者を楽しませた。
