Netflixシリーズ『魔法のランプにお願い』、キャラクターポスターで話題沸騰
Netflixシリーズ『魔法のランプにお願い』が4日、主演のキム・ウビンとスジのキャラクターポスターを公開した。今回のポスターは2人のキャラクターの独特な個性を鮮明に映し出し、視聴者の期待感を一層高めている。
同作は10月3日、秋夕を前に配信開始されるファンタジーロマンティックコメディで、千年以上の眠りから目覚めたキャリア断絶ランプの精ジニー(キム・ウビン)と、感情を失った人間ガヨン(スジ)が三つの願いをめぐって繰り広げる物語だ。

公開済みのティーザー予告でサタン、キム・ウビンと新しいランプの主人、スジの奇妙な関係が注目を集めたが、今回のポスターも二人の予測不能な展開への好奇心を刺激している。
黄金の光に包まれたランプの精キム・ウビンは、相手を誘惑するかのような魅惑的な笑みを浮かべる。
ポスターに記された「人間は結局みな堕落する」というフレーズは、サタンの歪んだ信念を示唆する。彼の手元に浮かぶ砂時計もまた、謎を呼び起こす要素となっている。
サタンとサイコパスの熾烈な対決
一方、サイコパスの主人公スジは煌びやかなドレス姿で微笑みながらも鋭い眼差しを放ち、圧倒的な存在感を見せる。
傷跡だらけの腕、そしてランプに穴を開ける勢いでドリルを構える姿は尋常でないキャラクター性を暗示する。
「世の中で悪いのは私一人」というフレーズは、二人の願い勝負への期待をさらに高める。
公開されたキャラクター映像では、キム・ウビンとスジの痛快な掛け合いが展開される。
炎から生まれたランプの精であり「サタン」と呼ばれるジニーのキム・ウビンはドバイの砂漠で目覚め、人間の堕落を証明しようとスジの前に現れる。
「土くれにすぎないお前などに頭を下げはしない。必ず堕落させ、殺してやる」と脅すキム・ウビンに対し、スジは「消えろ、美容院でも行け」と冷静に言い放つ。
願いで人間を惑わそうとする「悪いジニー」の企みをすぐに見抜く、奇妙で美しいサイコパスのスジは、祖母と築いてきた「ルール」と自分だけの「ルーティン」に従って生きる感情欠落キャラクターとして描かれる。
人間を堕落させようとするサタン、キム・ウビンがこの「ルール」と「ルーティン」で固められたスジの人生を壊せるのか。槍と盾のようにぶつかり合う二人が「嫌悪関係」を越えて「ロマンス」へと発展できるのか、期待が高まる。
公開されたスチールカットには、ドバイの砂漠ではなく韓国の白菜畑に現れたキム・ウビンの姿が収められている。
スジを追ってドバイから韓国までやって来たキム・ウビンは、白菜畑の中で端正な姿を見せ、人々を驚かせると同時に、晴れやかな笑みで挨拶する姿が笑いを誘う。
一方、ドバイの街で捉えられたスジは、極めて華やかなスタイルで視線を奪う。大胆な花柄パターンと鮮やかな色彩はガヨンのビジュアルを一層輝かせ、感情を欠く存在であるがゆえに人々の視線を気にせず、優雅で凛とした姿勢で堂々と歩む様子が印象的だ。

『魔法のランプにお願い』は10月3日、Netflixを通じて世界中で公開される。