俳優イ・スンジェ、健康悪化でお見舞いを拒否… パク・グニョンが伝えた残念な近況
ベテラン俳優イ・スンジェ(90)の健康状態が良くないと伝えられ、ファンの懸念が高まっている。
同僚俳優パク・グニョン(85)が最近の記者懇談会でイ・スンジェの近況を慎重に伝えた。

19日、ソウル鍾路区(チョンノ区)YES24ステージ3館で行われた演劇『ゴドーを待ちながらを待ちながら』の記者懇談会で、パク・グニョンはこの作品の初演に出演していたイ・スンジェの近況について言及した。
「まだ助言をいただいていない」としながら「公演中に何かお言葉をくださるだろう。イ・スンジェ先生はその場にいらっしゃるので、このニュースを直接聞かれなくても報道を通じてご存じになるはずだ」と話を切り出したパク・グニョンは、「私たちが何度もお伺いしようとしたが、かなり遠慮されていてお会いできなかった」と明かした。
さらに、「遠方から他の方を通じて聞く話ではあるが、決して良い状況ではない」と懸念を示した。
イ・スンジェは昨年から健康上の理由で演劇『ゴドーを待ちながらを待ちながら』をはじめ、マスタークラス講演『70年演技哲学』など、さまざまな活動を中止している。
韓国演劇界および放送界で70年以上活動し、多くの作品で印象的な演技を披露してきた国民的俳優イ・スンジェの残念な近況に、早い回復を願うファンからの応援が続いている

『ゴドーを待ちながらを待ちながら』は9月に開幕予定
一方、パク・グニョンが出演する演劇『ゴドーを待ちながらを待ちながら』は、米国俳優兼劇作家デイヴ・ハンソンがサミュエル・ベケットの古典をオマージュしたコメディ作品である。
2013年にニューヨーク国際フリンジフェスティバルで初演され、韓国では昨年初演された。
この作品は、舞台裏の古びた楽屋で演出家を待つ二人のアンダースタディの奇妙な時間を中心に、「待つ」というテーマを演劇という形式の中でユーモラスに描いた作品である。
パク・グニョンは劇中エスター役を演じ、9月16日からYES24ステージ3館で開幕する予定だ。