元NCTのメンバー、テイルが性的暴行容疑で懲役3年6ヶ月…1審判決で即日拘束
アイドルグループNCT出身の歌手テイル(31)が性犯罪の容疑で起訴された件で、1審で実刑判決を受けその場で身柄を確保された。
今月10日、ソウル中央地裁の刑事和解26部(イ・ヒョンギョン裁判官)は、性暴力の犯罪の処罰などに関する特例法の特殊準強姦容疑で起訴されたテイルに懲役3年6ヶ月を言い渡し、法廷拘束とした。共犯者とされる二人にも同じ量刑が下された。

「外国人である被害者に深刻な精神的苦痛を与えた」40時間の治療プログラム受講も命令
裁判所は3人に40時間の性暴力治療プログラムの受講も命じた。
裁判所は「酒に酔い抵抗できない被害者を順番に暴行した極めて悪質な犯行だ」と指摘し、「被害者は外国人観光客で、見知らぬ土地での被害により大きな精神的苦痛を負った」と述べた。
一方で、被告が初犯であり自ら犯行を認め、被害者と和解済みで処罰を望まれていない点などは情状酌量の要素とした。
昨年6月に立件…SMエンターテインメント「重大事案のためチーム脱退を決定」
テイルと二人の友人は、酔った状態の外国人女性を性的暴行した容疑で今年3月に在宅起訴された。昨年6月に被害者の通報で立件され、同年8月には初の召喚調査を受けた。
当時彼が所属していたSMエンターテインメントは、捜査情報が伝わるやテイルのチーム脱退を公式発表した。「事案が極めて重大と判断し、活動継続は困難と判断した」とコメントした。
テイルは2016年、NCTのユニットNCT Uのメンバーとしてデビューした。その後NCTおよびNCT 127のメンバーとして活動してきた。