俳優キム・スヒョン、カロセロ研究所と故キム・セロンの遺族を虚偽告訴罪で追加告訴
俳優キム・スヒョン(37)がYouTubeチャンネル「カロセロ研究所」と故キム・セロンの遺族を虚偽告訴の容疑で追加告訴したことが明らかになった。
ソウル・江南(カンナム)警察署は今月23日、キム・スヒョン側から提出された告訴状を受理したと発表した。告訴の対象はカロセロ研究所の運営陣とキム・セロン遺族である。

発端は先月公開され物議を醸した音声ファイルだ。キム・スヒョン側は、カロせロ研究所のキム・セイ代表とキム・セロンの遺族が提出した音声ファイルが虚偽に捏造されたものだと主張している。
先月7日、キム・セロンの遺族はソウルの江南区・三成(サムソン)洞で記者会見を開き、「キム・スヒョンとキム・セロンは彼女が中学生であった時期から交際していた」とする録音を公開した。
法的紛争が本格化
キム・セロンの遺族側の代理人であるプ・ジソク弁護士は「児童福祉法の違反と虚偽告訴罪でキム・スヒョンを告訴した」と説明した。
録音には「(キム・スヒョンと)中学時代から付き合い、大学進学後に別れた」という音声が記録されていた。キム・スヒョン側は「録音ファイルは完全に偽造されたものだ」と強く反論している。
キム・スヒョンの所属事務所「GOLDMEDALIST」も「音声ファイルは人工知能(AI)などで作成された可能性が高い」との見解を示した。
追加告訴でキム・スヒョン側は「児童福祉法違反の容疑などでの告訴そのものが虚偽告訴に当たる」と改めて強調した。
「証拠を偽造すること自体が重大ま犯罪であり、偽造された証拠に基づく刑事告訴はさらに深刻な問題だ」とし、「既に告訴・告発を終えており、法に従った厳正な処罰を求める」とコメントした。