通帳残高50円→“ヒットメーカー女優”へ…人気女優が告白した“再デビューの恐怖”と大ヒット作の裏側

女優のファン・ジョンウムが、デビュー当時から芸能界での全盛期、そして通帳残高487ウォン(約51円)しかなかった時代を経て現在に至るまでの波乱万丈な人生を率直に語った。最近、YouTubeチャンネル「ファン・ジョンウム」に掲載された「ChatGPTに図星を突かれた日」と題した動画では、AIを通じて自身のキャリアを振り返るファン・ジョンウムの姿が公開された。

2002年にグループ「Sugar」で芸能界デビューしたファン・ジョンウムは、「Sugarって、本当にいつの話だろう。当時はすべてが怖かった」と振り返った。YouTubeチャンネル開設を控えた時にも同じような感情を抱いたという彼女は、「今も少しそんな感じ。YouTubeを始めることが、もう一度デビューするような気持ちだった。公開前日からすごく不安だった」と胸の内を明かした。

アイドルから女優へ転身したファン・ジョンウムの人生を変えた転機は、MBCシットコム『明日に向かってハイキック』だった。

引用:YouTubeチャンネル「ファン・ジョンウム」
引用:YouTubeチャンネル「ファン・ジョンウム」

ファン・ジョンウムは「『明日に向かってハイキック』が今の私を作ってくれた作品」とし、「監督が『私たち結婚しました』を見て、『あの子は何者だ。面白いな』と言って私を呼んでくれた」とキャスティング秘話を明かした。

当時の演出家キム・ビョンウク監督への感謝も忘れなかった。彼女は「本当に反抗期だった。あまりにも個性的で、監督も私をコントロールできなかったそうだ。それで『君はそのままで行けばいい』と言ってくれた。その方が今の私を作ってくださった」と語った。

その後、『私の心が聞こえる?』『秘密』『キルミー・ヒールミー』『彼女はキレイだった』などを立て続けにヒットさせ、ヒットメーカー女優としての地位を確立した。全盛期だった2015年を振り返り、ファン・ジョンウムは「本当に幸せだった。『キルミー・ヒールミー』も『彼女はキレイだった』も大成功した」とし、「当時はアイドル出身女優の中で一番早く大賞を取りたい、初めての存在になりたいという欲があった。そのため本当に必死だったと思う」と打ち明けた。

しかし、順風満帆な道のりばかりではなかった。ドラマ『ゴールデンタイム』撮影当時、深刻な演技スランプに陥ったという彼女は、「演技面では本当に自分が馬鹿みたいだった。なぜ私はこれしかできないのだろうと思い、撮影中に泣いたこともあった」と語った。

スランプを乗り越えることができた背景には、先輩俳優イ・ソンミンの温かい助言があった。ファン・ジョンウムは「イ・ソンミン先輩が『韓国でこの作品の主人公として立っている君はすごい子なんだ』と言ってくれた」と明かした。さらに、「先輩は『僕はもう家賃の心配をしなくていいんだ、ジョンウム』と言っていたが、その時私は通帳残高487ウォンだった頃の空腹を忘れていたことに気づいた。『私たち結婚しました』の後、『明日に向かってハイキック』以降はお金の心配をしたことがなかった」と語り、経済的困窮を乗り越えて成功した後に初心を振り返ったエピソードを披露した。

大先輩ユン・ヨジョンとの強烈な台本練習の思い出も語った。ファン・ジョンウムは「『私の心が聞こえる?』の時は手話もしなければならず、本当に大変だった。ユン・ヨジョン先生が台本練習を一緒にしようと言ってくださり参加したが、私が完全に疲れ果てるまで練習された」と振り返った。そして「私が100回やるなら先生は200回やるような感覚だった。努力なしに得られるものは何もないと学んだ」と強調した。さらに、「2015年までは周りに本当に素晴らしい人たちがたくさんいた。その方々のおかげでここまで来ることができたと思う」と周囲への感謝を伝えた。

YouTubeチャンネルの今後の方向性については、少しユニークな計画も明かした。ファン・ジョンウムは「私自身、法的な問題をたくさん経験したので弁護士の友人が増えた。もし悩みを抱えている方がDMやメールを送ってくれたら、友人たちに協力してもらって相談コンテンツもやってみたい」と語った。一方、ファン・ジョンウムは自身が100%出資する家族法人の会社資金約43億ウォン(約4億6,000万円)を横領し、暗号資産に投資した容疑で起訴され、一審で執行猶予付き懲役刑を言い渡されている。

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