マーベル・シネマティック・ユニバースの映画『ブラックパンサー』の主人公として世界中のファンに愛された俳優チャドウィック・ボーズマンが死後ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームで星を受けるというニュースが伝わった。
11月12日(現地時間)に海外メディア「Billboard」は、2020年に亡くなったボーズマンにハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの星が授与されると報じた。
ハリウッド商工会議所によると、ボーズマンは11月20日にハリウッド・ウォーク・オブ・フェームで星を受ける予定だ。
この日のイベントには『ブラックパンサー』のライアン・クーグラー監督とボーズマンの最後の出演作品である映画『マ・レイニーのブラックボトム』で共演した女優ヴィオラ・デイヴィスがスピーチを担当する。そして、ボーズマンの妻で歌手テイラー・シモーネ・レッドワードが夫の代わりに出席する予定だ。

ボーズマンは2020年8月29日、大腸がんにより享年43歳でこの世を去った。
彼は2016年に大腸がんの診断を受けてから4年間闘病生活を続けたが、結局病魔に打ち勝つことができなかった。
当時、ボーズマン側はコメントを通じて、「ボーズマンは大腸がん3期の診断後、ステージ4に進行し、最低4年間病魔と戦った」とし、「真の闘士であるチャドウィック・ボーズマンはすべてを耐えながら映画を撮影した」と明かした。
ボーズマンは闘病の事実を公表せずに演技活動を続け、『ブラックパンサー』を含むいくつかのマーベル・シネマティック・ユニバース作品でティ・チャラ役を演じた。
死後にはマーベル・シネマティック・ユニバースの作品『ホワット・イフ…?』を通じてプライムタイム・エミー賞を受賞し、ファンに深い感動を与えた。
一方、2003年のドラマ『サード・ウォッチ』でデビューしたボーズマンはその後、さまざまな作品で優れた演技力を披露した。
彼はゴールデングローブ賞、全米映画俳優組合賞、クリティクス・チョイス・アワードなど主要映画祭で主演男優賞を受賞し、アカデミー賞候補にもノミネートされるなど、俳優として高く評価された。
