リーダースエンターテインメントが所属タレントのイ・シアンを相手取り提起した損害賠償訴訟で、裁判所が欺罔行為を認定し、イ・シアン側の主張を認めた。
22日、法曹界によると、ソウル中央地裁民事31単独のハ・サンジェ部長判事は12日、リーダースエンターテインメントがイ・シアンを相手に起こした損害賠償訴訟について、原告敗訴の判決を言い渡した。Netflix恋愛リアリティ番組への出演を口実に専属契約の延長を誘導した所属事務所の手法に対し、裁判所が歯止めをかけたとの見方が出ている。
リーダースエンターテインメントは2023年8月からイ・シアンのマネジメント業務を担当してきた。同社は2024年4月、『脱出おひとり島4』出演を控えていたイ・シアンと付属合意書を締結した。

付属合意とは、専属契約を補完するための別途契約書を指す。付属合意書には、『脱出おひとり島4』に出演する場合、2024年10月に満了予定だった専属契約を1年6か月延長するとの内容が盛り込まれていた。リーダースエンターテインメントは2024年9月頃から、イ・シアンが専属契約上の義務履行を一方的に拒否したとして、同年12月に訴訟を提起した。
しかし裁判所は、リーダースエンターテインメントが『脱出おひとり島4』出演に関連してイ・シアンを欺いた事実が確認されたとして、付属合意は無効であると判断した。
裁判所は「『脱出おひとり島4』がイ・シアンをキャスティングする過程において、『芸能活動全般を包括する専属マネジメント権限を持つ所属事務所の存在』や、『放送時点まで契約が維持されていること』を出演契約の条件として提示した事実は全くない」と指摘した。そのうえで、リーダースエンターテインメントがそのような条件が存在するかのようにイ・シアンを欺いた事実を認定した。また、イ・シアンがこうした欺罔行為によって錯誤に陥り、付属合意を締結するに至った事実も認められた。
リーダースエンターテインメントはイ・シアンに対し違約金を請求する訴訟も提起していたが、裁判所は「付属合意は適法に取り消されており、2024年10月までイ・シアンが出演義務などに違反した事情は認められない」として、これを棄却した。