お笑い芸人イ・スジがYouTubeチャンネル「ホットイシュージ」で新キャラクター「ファン・ジョンジャ」を披露し、視聴者から大きな反響を集めている。
「詩人」と呼ばれる高齢女性ファン・ジョンジャは、表面上は優雅で慈愛に満ちた人物のように見えるが、その裏に隠された強い階級意識と無礼な態度を赤裸々に見せるキャラクターとして話題になっている。
「お金持ち奥様の上品なアティチュード」というタイトルのショート動画で、イ・スジはファン・ジョンジャというキャラクターを通じて、いわゆるパワハラ文化を痛烈に風刺した。
ファン・ジョンジャは家事ヘルパーに対する態度で、典型的な二面性を見せる。

ファン・ジョンジャは家族構成を尋ねるPDの質問に対し、「私と息子、そしてお手伝いさん、この三人で暮らしている。お手伝いさんは家族なの」と語り、特別な愛情を示す。
さらに「だから私はお手伝いさんを『おばさん』とは呼ばない」と続ける。
PDが「では何と呼ぶのですか」と尋ねると、ファン・ジョンジャはためらいなく「おい」と答え、その場の空気を一変させた。
PDが戸惑いながら「先生はずいぶん豪快な性格ですね」と言葉を濁すと、ファン・ジョンジャは「妹のように接しているのよ」と言って場を取り繕う。
続いて呼び方だけでなく仕事の面でも家族のように信頼して任せているというニュアンスで、「皿洗い、料理、洗濯、リサイクルなど家のことは全部担当している。私は全面的にあの子に任せている」と語り、大きな権限を与えているかのように話す。
特にファン・ジョンジャの二面性が際立つのは洗濯の場面だ。
穏やかな笑顔を浮かべていた彼女は突然「おいおい、黒い服と白い服を一緒に洗うなと言ったでしょ」と鋭く怒鳴る。
その直後のナレーションでは「どうすれば一緒に働く人たちが楽に働けるか、いつも悩んでいるファン・ジョンジャ先生」と説明され、実際の行動とは正反対の姿を皮肉っている。
視聴者たちはイ・スジの繊細な演技力に賛辞を送っている。
コメント欄には「イ・スジはコメディアンではなく人類学者レベル」「誰かを思い出すけれど名前は言えない」「笑いながら人を不快にさせるポイントを正確に突いている」といった反応が続いた。
特に「家族だと言いながら一番こき使うのがポイント」「息をするように無礼なあのトーンは演技ではなく憑依レベルだ」という声が多く、ファン・ジョンジャというキャラクターの矛盾と、それを鋭く表現したイ・スジの描写力に感嘆する反応が目立った。
