「クンクン…何かある」愛犬のおかげで「乳がん」を早期発見、犬の驚異的な嗅覚が人間を救う

愛犬のおかげで乳がんを発見した女性

引用:デイリー・メール
引用:デイリー・メール

12日付の英紙「デイリー・メール」によると、ブリアナ・ボルトナーさん(Breanna Bortner、30歳)の愛犬モチは、ある日突然、彼女の右胸に頭を押し付けて匂いを嗅ぐようになった。

膝をついて座る飼い主の足に乗り、まるで胸におやつが隠されているかのように鼻を近づけてクンクンと嗅ぎ続けていた。

ボルトナーさんはデイリー・メールに「犬が飼い主のがんを嗅ぎ分けるという話を聞いたことがあり、(モチの行動が)悪い兆候ではないかと感じた」と語った。

そこで彼女は病院で検査を受けた結果、トリプルネガティブ乳がんのステージ2と診断された。

このタイプの乳がんは再発リスクが高く、進行が速く、他の乳がんよりも攻撃性が強いとされる。

診断時、腫瘍はすでに約3.81cmまで成長していた。

ボルトナーさんは乳がんの診断後、12回以上の化学療法を受け、乳房切除手術も受けた。

彼女が診断された乳がんは早期であれば生存率がほぼ100%に達するが、リンパ節や周囲の臓器に転移すると31%まで低下する。

モチの行動がボルトナーさんの乳がんを早期発見へと導き、命を救ったと言える。

引用:デイリー・メール
引用:デイリー・メール

ボルトナーさんは「私たちは愛犬が言葉を話せないからといって、彼らの知性を過小評価しがちだ」と述べ、愛犬モチの行動を称えた。

一方、科学者たちは犬の嗅覚が人間の1万〜10万倍も鋭いと推定している。

悪性腫瘍細胞は揮発性有機化合物(VOCs)と呼ばれる微細な化学物質を放出し、特有の匂いを発することで知られている。

引用:デイリー・メール
引用:デイリー・メール

 

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