胃がんと誤診され胃切除術後、後遺症に苦しむ女性の悲痛な訴え

胃がんと誤診され胃を全摘出した女性

ある女性が胃がんと誤診され、胃を完全に切除する手術を受けた事例が報告された。

先日17日、オンラインメディア「バスティーユ・ポスト」は、熊本市内の病院で起きた出来事を報じた。

報道によると、Aさんは9年前の10月、病院で胃がんと診断され、青天の霹靂ともいえる診断だったが、「胃を切除すれば命は助かる」という医師の言葉を信じ、胃を完全に摘出する大手術を受けた。しかし手術後、Aさんは回復する間もなく、さらなる衝撃的な事実を知らされた。胃がんの診断が医師の誤診だったのだ。

胃切除術後、逆流性食道炎や消化不良など深刻な後遺症に苦しむ

ここから彼女の悪夢が始まった。胃を切除したAさんは、その後、逆流性食道炎や重度の消化不良といった永続的な後遺症に苦しむことになった。

怒りを抑えきれなくなったAさんは、手術を行った病院に対し、3,460万円(約3億2,000万ウォン)の損害賠償を求める訴訟を起こした。

病院側は法廷で「当時の検査結果に誤りがあったという病理学的根拠はない」と反論した。しかし、裁判所は医師が胃がんの診断に対する確実な証拠を示せなかったと判断し、診断義務違反にあたるとした。その結果、医師に1,250万円(約1億1,700万ウォン)の賠償を命じた。ただし、医師はこの判決を不服として控訴中である。

また、Aさんは熊本市医師会と病理検査の責任がある病院の法人に対しても義務違反があったとして訴訟を起こしたが、裁判所はこれを棄却した。

一方、韓国でも類似の事例が発生している。13年前、大型総合病院で胃がんと診断された60代の男性が胃の60%を切除する大手術を受けた。しかし、その後、保険会社提出用の書類を取得する過程で、実際にはがんではなかったことが判明した。手術を担当した医師が、組織検査を行わずに性急にがんと診断していたことが原因だった。

病院側は、がん手術と腺腫除去手術は同一だとして診療に問題はないと主張した。しかし、「肉眼的な判断だけでがんと決めつけて診断した」と過ちを認めたとされている。

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