ピザ屋の店長がアルバイトに家賃請求
ピザ屋でアルバイトをしている20歳の大学生が、店長から「家賃を一緒に払おう」という信じ難い提案を受けた。
先日20日、韓国のあるオンラインコミュニティに「ピザ屋でバイトをしてるのですが、店長が私にも家賃を払えと言ってきました」というタイトルの投稿が掲載された。
ピザ店でアルバイトをしている20歳の大学生Aさんは、「店長から『あなたもピザを作りながら店舗を使っているから家賃を払う義務がある』と言われ、給料から10万ウォン(約10,930円)の『家賃』を差し引くと言われた」と明かした。
抗議すると…「今までの他のバイト生もこうしてきた」
さらに「店長はこれまでのバイト生にも同じように家賃として10万ウォン(約10,930円)を控除してきたと言い、それが正しいと主張しています。この件を労働局に通報しても問題ないでしょうか」と続けた。これまでコンビニやチキン店などでアルバイト経験のあるAさんだが、バイト生に家賃を支払うよう求められたのは初めてだと語った。
Aさんは「地域は京畿道金浦市ですが、ピザ店の名前は勝手に公開するのは適切ではないと思うので控えます。この投稿を店長に見せて再確認するつもりです」と述べ、「アルバイトに家賃を負担させるのは不当ではないでしょうか?」とネットユーザーに意見を求めた。
さらに、「アルバイトを辞めようとしても、契約した期間を満了しないといけないと言われ、最初の給料から50万ウォン(約54,650円)を差し引かれているため、簡単に辞められない状況です」と打ち明けた。
Aさんの話を聞いたネットユーザーたちは、「店長が正気とは思えない。迷わず通報するべきだ」、「貧乏人根性丸出し」「とんでもない金の亡者だ」、「歴代級の悪徳店長」、「もし売上の10%をくれるならまだ話は別だが」、「家賃をアルバイトに払わせるなんて聞いたことがない」などと反応し、差し引かれた50万ウォンについても労働局に通報するよう助言した。
これに対しAさんは「自分でも不当だと思っていましたが、コメントを読んで確信が持てました」と述べ、「今後この店で働くアルバイトのために、今日は出勤せずに労働局に行くつもりです」と語った。