お店の階段で「つまずいて」転んだ客…「示談金3000万ウォン(約330万円)を要求」
韓国で、お店の階段に設置されている滑り止めのプレートにつまずいて転んだ客が、示談金として3000万ウォン(約330万円)を要求してきたという自営業者のエピソードが話題になっている。
去る18日、韓国の自営業者専用オンラインコミュニティ「辛いから社長だ」に「店内の階段で転んで骨折したという客が3000万ウォンを要求してきました」というタイトルの投稿が掲載された。
投稿者のAさんは「店内の階段に滑り止めのプレートがあるのだが、それにつまずき転んだという客が示談金として3000万ウォンを要求してきた」と述べた。
「2年間たくさんの客が行き来したが、一度もこのようなことは起きたことがない…」
さらに「雨の日でもなかった。滑らないように設置しておいたプレートであるにも関わらず、そこに『つまずいて』転んだと言っては、怪我で働けなくなったため、その慰謝料および今後の後遺症に対する賠償金など、合わせて3000万ウォンを要求してきた」と付け加えた。
Aさんによると、2年以上前から設置していた「滑り止めのプレート」は、1日に数十人、数百人の客が行き来してきたが、一度もこのようなことが起きたことはないという。
そんな中、このプレートのせいで「滑って転んだ」というわけでもなく「つまずいて転んだ」として、3000万ウォンを要求する当客の態度は、かなり無理な要求ではないのかというのがAさんの見解である。
Aさんは「怪我をされたのは心から残念なことだと思うが、それを理由に3000万ウォンを要求するのはおかしいと思う」とし「そんな理論が成立するのであれば、私だってどこかのお店で転んでお金を稼ぐことができるものだ」と打ち明けた。
Aさんは「ストレスが一気に押し寄せてきてとても辛い。賠償責任保険に入っていなかったのが致命的な過ちだったのかもしれない」と述べ、投稿内容を締めくくった。
このエピソードに対し、ネットユーザーたちは「交通事故で怪我をしたとしても、3000万ウォンなんていう額は出ないだろう」「法的手段を取るべきだ。弁護士に相談してみては?」「自営業者を甘く見ている」「300万ウォン(約33万円)だったとしても多額だ。それなのに3000万ウォンだなんて…あまりにも常識外れだ」「自ら転んで怪我をしたくせに、お金を要求するなんて」といった反応を見せたという。
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