6年で28ランクダウン…韓国パスポートに何が起きたのか?かつて誇った「世界トップクラス」の地位が崩壊

韓国パスポート、コロナ後に急落し6年で39位に転落。

韓国のパスポートインデックスが過去6年間で大幅に下落し、39位にまで落ち込んだことが明らかになった。

グローバルコンサルティング会社ノマドキャピタリストが発表した「2025年パスポートインデックス」によると、韓国は昨年の32位から7ランク下がり、39位に後退した。

「パスポートインデックス」は、ビザなしで旅行できる国の数(50%)、税制政策(20%)、国際的な評価(10%)、二重国籍取得の可能性(10%)、個人の自由(10%)の5つの基準で評価される。

この指標は単なる旅行の利便性にとどまらず、各国の市民権の価値や、国民が海外でどのような扱いを受けるかといった観点から、その国の国際的地位を総合的に示すものとされている。

今回の評価は、国家税務当局、世界幸福報告書、国連人間開発指数など約20の情報源を基に、199の国と地域を対象に実施され、評価スコアは10点から50点の範囲で付与された。

なお、「ビザ」項目については例外的にビザなしで入国可能な国の数として表示された。

上位は欧州勢が独占、アジアは日本・マレーシアが健闘。

韓国のパスポートは、2020年のコロナ禍では11位まで上昇し、2021年12月に次世代電子パスポートが導入された後も、2021年と2022年には12位を維持していた。しかし、2023年に21位へと順位を落とし、2024年には32位、そして2025年には39位と、急速に下落傾向が強まっている。

2025年版のパスポートインデックスでは、アイルランドが1位にランクインし、スイスとギリシャが共同で2位、ポルトガルが4位、マルタとイタリアが共同で5位となった。

アジア諸国の中では日本がマレーシアと並んで共同37位に上がり、中国は119位、北朝鮮は192位を記録した。

一方、英国の海外市民権コンサルティング会社ヘンリー・アンド・パートナーズが国際航空運送協会(IATA)と共同で発表した「2025年ヘンリーパスポートインデックス」では、韓国は異なる結果を示した。韓国はフィンランド、フランス、ドイツ、イタリア、スペインと並び、共同で世界第3位にランクインした。

「ヘンリーパスポートインデックス」は無ビザ協定の締結状況のみを基準に分析され、韓国は192か国へのビザなし渡航が可能で、フィンランドやドイツなどと並んで3位にランクインした。この指標では、シンガポールが195か国で1位、日本が193か国で2位となっている。

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