真夜中に突然起こった「戒厳騒動」非常待機体制にあった兵士たち「この国は終わったな」

突然の戒厳宣布・解除…混乱状態の韓国軍の兵士たち

昨夜、韓国で発生した「戒厳騒動」により、韓国軍の兵士たちは混乱状態に陥っていたという。

4日、朝鮮日報は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領による「戒厳令」宣布に相次いで報じられた非常戒厳解除のニュースに、非常待機体制にあった軍の兵士たちは混乱状態であったと報じた。

報道によると、軍の兵士たちは突然の戒厳令宣布と解除の知らせに、状況を正確に把握できていなかったという。

首都圏の某部隊に所属しているある兵士は「ついさっきまで軍服姿で内務班で待機体制にあったが、今はもう着替えたところだ」と述べ「作戦部隊は一度出動したものの、すぐに引き返した状態である」と明かした。

突然の戒厳令宣布と解除の知らせを受けた兵士たちは「一体何が起きているんだ」「もうこの国は終わったな」などと、動揺の声が相次いでいたという。

わずか一晩で起きた「戒厳騒動」に、最前線兵士たちも戸惑いを隠せない様子であった。

「上層部の指揮部からも事前情報などはなかった」

ある陸軍将校は「上層部の指揮部からも今回の戒厳令宣布・解除について、事前情報などはなかったようだ」と述べ「兵士たちですら状況を正確に把握できておらず、部隊内でも混乱状態に陥っていた」と語った。

一方、国防部は同日午前4時30分頃、尹錫悦大統領の非常戒厳解除宣言後、戒厳司令部を撤収し、ソウル・龍山区の本部に発令されていた非常召集令を解除した。

これにより、戒厳によって動員された兵力は直ちに元の所属部隊へと復帰する措置が取られたという。

 

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