ハリウッドスターのブルース・ウィリスが、前頭側頭型認知症と闘病中にもかかわらず末娘の結婚式に出席し、祝福を伝える姿が捉えられた。
17日(現地時間)、ブルース・ウィリスの元妻デミ・ムーアは自身のSNSを通じて、娘タルーラ・ウィリスの結婚式の様子を写した写真を公開した。公開された写真の中で、ブルース・ウィリスは式場最前列の新婦の両親席に座り、娘を見つめながら拍手を送っている。
別のモノクロ写真には、中折れ帽とシャツを身に着けたブルース・ウィリスが、娘タルーラの肩を抱き寄せ、娘婿ジャスティン・アーシーの手を握りながら微笑む場面が収められている。タルーラは父の肩に頭をもたせかけている。

タルーラは今月8日、米アイダホ州サンバレーで音楽家のジャスティンと結婚式を挙げた。タルーラは、デミ・ムーアとブルース・ウィリスの間に生まれた3人の娘のうち末っ子だ。
この日の結婚式には、デミ・ムーアが用意した特別なサプライズがあった。タルーラが中学生の頃から好きだったバンド、コールドプレイのボーカル、クリス・マーティンが祝福の歌を歌ってくれたのだ。クリス・マーティンは結婚式の始まりを告げる歌に「タルーラとジャスティンが新郎新婦として入場する」という歌詞を盛り込んだ。
タルーラはインタビューで「母が信じられないプレゼントを用意してくれて、ジャスティンと私は純粋な幸福感に笑いがこぼれた」とし、「一生忘れられない瞬間」と感想を明かした。
デミ・ムーアは娘の結婚を祝い、「あまりにも美しくて現実とは思えない瞬間があるけれど、娘タルーラが花嫁になる姿を多くの愛に包まれながら見守ったのが、まさにそうだった」と伝えた。彼女は続けて「あなたの新たな門出を見つめながら、私の心は思い出と感謝でいっぱいになっている」と付け加えた。
ブルース・ウィリスは2022年に失語症の診断を受け、俳優活動を中断した。翌年には前頭側頭型認知症の診断を受けた。
前頭側頭型認知症は、脳の前頭葉と側頭葉を中心に神経細胞が徐々に損傷していく病気だ。この病気では性格や行動の変化、言語障害などが現れることがある。
ブルース・ウィリスの家族は、彼の闘病の事実を公表し、認知症に対する社会的関心と研究の必要性を訴えてきた。
現在の妻エマ・ヘミング・ウィリスは昨年、「脳研究のため、ブルース・ウィリスの死後、彼の脳を寄付する」と明らかにした。彼女は「難しい決断だが、前頭側頭型認知症を科学的に理解するために必要だと考え、寄付を決めた」と説明した。
ブルース・ウィリスはデミ・ムーアと1987年に結婚し、3人の娘をもうけたが、2000年に離婚した。その後2009年にエマ・ヘミング・ウィリスと再婚し、さらに2人の娘をもうけた。現在、彼には合わせて5人の娘がいる。