俳優チ・ジニが、新人時代に外部からの圧力によってドラマを突然降板することになった苦い経験を明かした。
当時、降板した事実を母親に打ち明けることができず、約3か月間は撮影現場へ通っているふりをして過ごしたという。さらに、その作品が大ヒットを記録したことで、より複雑な思いを抱いたと振り返った。
6日、YouTubeチャンネル「乾杯する兄 シン・ドンヨプ」で公開された「韓国のツートップ」編で、チ・ジニは新人時代に経験した突然の降板について語った。

チ・ジニは、「新人の頃は長編ドラマの主演を務めるのは本当に難しかった」とし、「運よく主演に抜てきされて、家に帰って家族に自慢もしました」と当時を振り返った。
しかし、状況は一変した。チ・ジニは、「第2話まで撮影を終えたところで突然降板になった」とし、「ヒロインが交代することになり、新しい女優が入る際に同じ事務所の俳優も一緒に起用されることになって、自分が外されることになった」と説明した。
MCのシン・ドンヨプが「当時はよくあることだった」と話すと、チ・ジニは当時の監督の苦しい立場についても明かした。「監督に呼ばれてマネージャーと一緒に行ったんですが、監督ははっきり『降板してほしい』とは言えなかったんです」と振り返った。
さらに、「部屋を出た後、マネージャーが私を呼び止めて『よく聞け。これから何が起こるか分からない。耐えなきゃいけない。今、監督が言ったのは、お前を外すという意味だ』と言いました」と語った。続けて、「『監督は絶対に「外す」とは口にしない』とも言われました」と付け加えた。
マネージャーは、「新人が主演を任される機会なんてまたあると思うか。今は言われた通りにするしかない」と説得し、降板を受け入れようとするチ・ジニを引き止めた。2人は近くのカフェで言い合いになり、最後は酒を飲みながら話し合い、最終的に降板を受け入れることになったという。
チ・ジニは、どうしても母親に降板したことを打ち明けることができなかった。その後2~3か月もの間、撮影現場へ通っているふりをしながら嘘をつき続けた。

チ・ジニは、「母は周りの人たちに電話して自慢していました。結局、『お母さん、僕はもう放送に出ないんだ。降ろされたんだ』と伝えました」と明かした。さらに、「母は私の前では何も言いませんでしたが、背を向けて泣いているのが伝わってきました」と当時を振り返った。そして、「そのドラマは本当に有名になって、大ヒットしました」と苦笑いを浮かべながら語った。