アメリカ・ブロードウェー最大の祭典であるトニー賞授賞式終了後、ニューヨーク・アッパー・イースト・サイドの名門ホテル、ザ カーライル ア ローズウッド ホテルで午前4時まで盛大なアフターパーティーが開かれた。
8日、Page Sixの報道によると、広報担当のリック・ミラモンテス、プロデューサーのジョン・ゴア、ジェイミー・デュモントが共同主催した今回のパーティーには、受賞者たちの歓喜と惜しくも受賞を逃した候補者たちの熱気があふれていた。
この日、ひときわ注目を集めたのは映画『ハリー・ポッター』シリーズの出演者たちだった。
舞台『エブリー・ブリリアント・シング(Every Brilliant Thing) 』でトニー賞にノミネートされていたダニエル・ラドクリフは、長年のパートナーであるエリン・ダークとともにパーティーを楽しんでいた。その最中、現在ブロードウェー舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』に出演中の旧友トム・フェルトンとの再会を果たした。

スクリーンを離れた場所でも変わらぬ親しい関係を見せた2人の姿は、多くのスターや報道陣の注目を集め、大きな話題となった。
ホテル名物のベーメルマンス・バーでは、ジム・カルーソとビリー・ストリッチがジャズのスタンダードナンバーを演奏し、2人の再会を祝福するかのように会場を盛り上げた。会場にはローズ・バーン、ボビー・カナヴェイル、トニー賞受賞者のショシャナ・ビーン、ボーウェン・ヤン、レイチェル・ドラッチ、アンナ・ガスティヤー、リリー・レーブ、ハミッシュ・リンクレイター、ベンジ・パセック、レスリー・マンヴィル、マーク・ストロングら豪華な顔ぶれが集結した。
さらに会場の熱気が高まると、ダレン・クリスがピアノへ駆け寄り、Tiny Dancerを披露し、大きな歓声を浴びた。
パーティーでは演劇界だけでなくファッション界の著名人たちの交流も続いた。ファッション界の重鎮アナ・ウィンターの娘ビー・シェイファーは、夫フランチェスコ・カロッツィーニと別れた後、新しい恋人である演劇プロデューサーのグレッグ・ノービルとともに姿を見せ、注目を集めた。
また、ケリー・リパとマーク・コンスエロス夫妻は、トニー賞受賞作『セールスマンの死/Death of a Salesman』でブロードウェーデビューを果たした末っ子ホアキンを応援するため会場を訪れた。夫妻は「息子をとても誇りに思っているし、本当に幸運だと感じている」と語り、喜びを隠せなかった。
受賞者たちも感激のコメントを残した。ミュージカル『ザ・ロスト・ボーイズ:ニュー・ミュージカル(The Lost Boys: A New Musical)』で助演男優賞を受賞したアリ・ルイス・ブルジギは、「1%も予想していなかったので本当に驚いた」と語った。名作をLGBTQボールカルチャーのスタイルで再解釈し、トニー賞を受賞した『キャッツ:ザ・ジェリクル・ボール』の共同演出家ザイロン・レヴィングストンは、「12歳の頃の自分に戻ったような気分で、信じられない思いだ」と喜びを語った。
会場にはミーガン・ザ・スタリオン、ジム・パーソンズ、アリアナ・デボーズ、サラ・ポールソン、ニコール・シャージンガーらも参加し、ダンスフロアを盛り上げた。
世界的デザイナーのMichael Kors は夫ランス・ルペールとともに、舞台『Oh, Mary!』の主演コール・エスコラやスタイリストのデビッド・モーゼスと歓談した。エスコラはこの場で、「ロンドン公演の準備があるため、マーヤ・ルドルフが参加しているニューヨーク公演に復帰する予定はない」と明かした。
また、ホテルのメザニンフロアは『シュミガドゥーン!』のプロデューサー、クリスティン・シュワルツマンによるディスコ空間へと変貌。来場者たちはDJネバー・ドゥームの音楽に合わせて夜明けまで踊り続けた。
さらに、ホテルスタッフ4人が運び込んだ高さ約5フィートの巨大なトニー賞型ケーキも会場を彩った。
公式イベント終了後も熱気は冷めず、主催者ジョン・ゴアのプレジデンシャル・スイートへ移動した参加者たちは、ミュージカル『チェス』のスター、ニコラス・クリストファーによるピアノ演奏やエイドリアン・ウォーレンの歌声を楽しみながら、日の出とともに提供されたオムレツを味わった。
受賞の有無を超え、旧友との再会と祝福に満ちた今回のアフターパーティーは、ブロードウェーならではの強い絆と祝祭の精神を改めて印象付ける一夜となった。
