歌手ホ・チャンミがアイドルの華やかな殻を脱ぎ捨て、トロット歌手に転向した中で経験した壮絶な再起への道のりについて語った。
韓国で5月3日にオンエアされたTV CHOSUN『食客ホ・ヨンマンの定食紀行』に出演したホ・チャンミは、歌手イ・ソナと共に江原道春川市(カンウォン道チュンチョン市)の味を楽しみながら、これまでの事情を公開した。

グループ「男女共学」と「F-ve Dolls」のメンバーとして活動していた彼女は、2020年韓国のサバイバル番組『ミストロット2』の出演をきっかけにトロット歌手への転向を宣言したが、市場の反応は冷ややかだった。
ホ・チャンミは「アイドル出身という理由でトロット歌手として認めてもらえない感じがした」と、当時の孤立感を振り返った。
4度のオーディション挑戦の末、今年3月の『ミストロット4』で準優勝という成果を成し遂げたホ・チャンミは、挑戦の原動力が偏見への正面突破だったことを示唆した。
彼女は「私はトロットに真剣なのに『君が歌うトロットはトロットらしくない』、『アイドル出身のトロット歌手はダメだ』という偏見があった。そんな反応が悲しかったので、今回再挑戦することになった」と明かした。
ホ・チャンミはアイドルならではの歌い方を捨て、正統トロットの色合いを取り入れるために奮闘中だ。収録現場で韓国の国歌をアイドルスタイルとトロット歌唱法でそれぞれこなすことで、歌唱法の変化のために注いだ努力を直接証明した。
舞台上での一人立ちがもたらす重みと現実的な報酬についても率直な意見をを示した。ホ・チャンミは「グループ時代はそれぞれ異なるポジションがあったが、トロットは完全に一人で舞台を飾らなければならないので、エネルギー消耗量が多い」と説明した。
それでもトロット歌手に転向した後、最も満足している点として「ギャラを独占できることだ」と述べ、率直で愉快な魅力を見せた。
音楽家の家系という背景は彼女にとって諸刃の剣だった。ホ・チャンミの両親は1980年代の人気混成デュオ「トゥルバラギ」のホ・マンセンとキム・グムヒだ。
先輩歌手でもある両親の存在についてホ・チャンミは「私が歌を歌う時、一番大変だったのが私の両親だった。歌謡の専門家でこの分野の先輩なので、プレッシャーを感じた」と告白した。しかし、彼女の才能は幼少期から特別だった。
ホ・チャンミは「子供の頃、家族旅行でリゾート地に行くと、海水浴場で行われるイベントに出て扇風機や洗濯機などの景品を総なめにして、家計に貢献した」と、生まれながらの歌手としての一面を振り返った。
