国民的俳優アン・ソンギ氏が、2026年1月5日午前9時、享年74歳で逝去した。
所属事務所アーティストカンパニーは同日、公式発表を通じてアン・ソンギ氏の訃報を伝えた。韓国映画俳優協会によると、アン・ソンギ氏はソウル龍山区(ヨンサン区)の順天郷大学病院集中治療室で、家族が見守る中、最期を迎えた。
アン・ソンギ氏は先月30日、自宅で食べ物を喉に詰まらせ倒れ、意識不明の状態で集中治療室に入院し、6日間の治療の末、この世を去った。

アーティストカンパニーは「アン・ソンギ俳優は、演技に対する深い使命感と一貫した誠実さをもって、大韓民国の大衆文化史と共に歩んできた存在である」と追悼した。続けて「彼の演技は常に人と人生に向けられており、数多くの作品を通じて、時代と世代を超えた深い余韻と癒やしを届けてきた」と明らかにした。
アン・ソンギ氏は1957年、キム・ギヨン監督の映画『黄昏列車』で子役としてデビューし、69年にわたり韓国映画界の中心に立ち続けてきた。『マンダラ』(1981年・イム・グォンテク監督)、『ツーカップス』(1993年・カン・ウソク監督)、『NOWHEREノーウェアー』(1999年・イ・ミョンセ監督)、『化粧』(2015年・イム・グォンテク監督)など、170本を超える作品に出演し、韓国映画史の一翼を担った。
故人は2019年から血液がんの闘病生活を続けていたが、それでも演技への情熱を失わず、復帰に向けた準備を続けていたと伝えられている。
所属事務所は「俳優である以前に、一人の人間としての品格と責任を何よりも大切にし、先輩後輩の芸術家や現場を尊重してきた、真の意味での『国民的俳優』だった」と故人を偲んだ。
葬儀は(財)シン・ヨンギュン芸術文化財団および(社)韓国映画俳優協会の主催により、映画人葬として執り行われる。名誉葬儀委員長はシン・ヨンギュンが務め、ペ・チャンホ監督、韓国映画俳優協会のイ・ガプソン理事長、シン・ヨンギュン芸術文化財団のシン・オンシク職務代行、韓国映画人協会のヤン・ユンホ理事長が共同葬儀委員長として参加する。
俳優のイ・ジョンジェ、チョン・ウソンら映画人が棺を運び、故人の最後の道を見送る予定である。祭壇はソウル瑞草区(ソチョ区)のソウル聖母病院葬儀場31号室に設けられ、出棺は1月9日午前6時、埋葬地は京畿道(キョンギ道)楊平(ヤンピョン)のピョルグリダである。

以下、所属事務所の公式声明全文。
俳優アン・ソンギの所属事務所、アーティストカンパニーでございます。
アン・ソンギは、2026年1月5日午前9時、享年74歳にて永眠いたしました。
故人は、演技に対する深い使命感と一貫した誠実さをもって、大韓民国の大衆文化史と共に歩んでまいりました。
その演技は常に人と人生に寄り添い、数多くの作品を通じて、時代や世代を超えた深い感動と慰めを届けてまいりました。
特に俳優である以前に、一人の人間としての品格と責任を何よりも大切にし、先輩後輩の芸術家や現場を尊重してきた、真の意味での国民的俳優でございました。
アーティストカンパニー一同、突然の訃報に深い悲しみに包まれておりますとともに、故人のご冥福を心よりお祈り申し上げ、ご遺族の皆様に謹んでお悔やみ申し上げます。
葬儀は、シン・ヨンギュン芸術文化財団および韓国映画俳優協会の主催により、映画人葬として執り行われます。名誉葬儀委員長はシン・ヨンギュンが務め、ペ・チャンホ監督、韓国映画俳優協会イ・ガプソン理事長、シン・ヨンギュン芸術文化財団職務代行シン・オンシク、韓国映画人協会ヤン・ユンホ理事長が共同葬儀委員長として葬儀を執り行います。
また、俳優イ・ジョンジェ、チョン・ウソンをはじめとする映画関係者が棺を運び、故人の最後の道をお見送りする予定でございます。祭壇はソウル聖母病院葬儀場31号室に設けられ、出棺は1月9日金曜日午前6時、埋葬地は楊平ピョルグリダでございます。
故人の遺志ならびにご遺族の心情をご賢察いただき、過度な取材および確認されていない事案に関する憶測報道はお控えくださいますよう、切にお願い申し上げます。
故人が残した作品と精神は、今後も長く私たちのそばに残り、多くの方々の記憶の中で生き続けることと存じます。
謹んで故人のご冥福をお祈り申し上げます。
アーティストカンパニー
