元妻への暴行および不倫の論争で活動を休止していたシンガーソングライターのユン・タンタンが6ヶ月ぶりに自身の近況を公開した。
今月5日、ユン・タンタンは自身のSNSアカウントを通じて「いつの間にか冬だ。元気に過ごしているか」と述べ、「僕は一生懸命に過ごしている。感じるべきことをしっかり感じ、やるべきことを一生懸命にやりながら、そうやって過ごしている」と明かした。
彼は現在の生活について具体的に説明した。「掃除のアルバイトもして、音楽レッスンもして、去って行った人が残した跡に悲しみも感じ、手を差し伸べてくれた人の温もりも感じながら、変わっていく日々を一生懸命に歩んでいる」と伝えた。

ユン・タンタンはこの時間を通じて感じた最も大きな心が「直面」であると表現した。「いくら考えても『直面』以外の答えが浮かばなかった」と語った。
彼は自分に寄せられる批判に対する態度の変化についても触れた。「寄せられるコメントや周りから伝えられる話もできる限り全部聞いて見ている。初めの頃は辛い気持ちで悪質なコメントを3件〜4件ほどブロックしていたが、ある瞬間からはそうする気持ちもなくなった」と述べた。
ユン・タンタンは「すべて僕が生きてきたことへの代償であり、それ相応の過ちであり、どこにも責める場所はない」と思うと語り、自身の責任であることを認めた。続けて「過去は変えられず、過去の僕が作った日々を今の僕が背負っているものであり、より良い未来を望むなら同じ過ちを繰り返さずに今後どう生きるかにかかっていると思う」と付け加えた。
ファンに対する謝罪の気持ちも表現した。「時間が経つにつれて去って行ったファンの方々への悲しみよりも、好きでいてくださった時間だけ感じたであろう衝撃と失望に対する申し訳なさがどんどん大きくなった。崩れたその心に再度心から申し訳ない」と述べた。
彼は「過ぎ去った時間は戻せないが、これから僕が生きる姿が僕の決意と一致するなら、いつかその姿を納得してくださる方々に再び愛される日が来ることを恥ずかしげもなく願っている」と語り、再起への希望を示した。
ユン・タンタンは今年6月に元妻である歌手ウンジョンの暴露により不倫および暴行の疑惑に巻き込まれた。当時、ウンジョンは「ユン・タンタンの不倫と暴力により協議離婚の手続きを進めており、相手女性に対して提起した訴訟で勝訴した」と主張した。そして、ユン・タンタンと推定される人物の暴言および暴行が収められた映像を公開した。

これに対してユン・タンタンは「意見が合わない時はいつも極端に走る争いで妻の暴言と暴行があった。終わらない暴言と暴行に対して力を使った事実を認める」とし、家庭内暴力の事実を認めた。
不倫についても「精神的にも金銭的にも妻にとても疲れていた。疲れた心で他の方と連絡を取り合ったことについて言い訳の余地なく深く反省している」と認めた。
ただし、ユン・タンタンは「相手女性に対する訴訟は勝訴敗訴の概念ではなく、肉体的な関係は全くなく、2,000万ウォン(約210万5,662円)の訴訟で不倫の程度に応じて1,000万ウォン(約105万2,831円)の判決が下された」とし、「その映像は2時間の争いの一部であり、1時間近くウンジョンさんの暴行を耐えた結果、理性を失った場面だ」と反論した。
これに対してウンジョンは「交際していた頃から首を絞められ、鼓膜が損傷するなど何度も暴行を受けたが、夫を信じていたため刑事責任を問わなかった。暴言と暴行の先制的な加害者は夫だ」と再反論し、論争が続いた。
