歌手ユ・スンジュンが23年ぶりに音楽活動を通じて復帰した。正式なフィーチャリングクレジットには名前が載っていないが、彼の声をアルバムを通じて聞けるようになったのは2001年以来初めてだ。
今月20日、ラッパーJusthisは2ndアルバム『LIT』をリリースし、自身のYouTubeチャンネルにアルバム制作過程を収めたビハインド映像を公開した。

この映像で、Justhisとユ・スンジュンが共に作業する姿が公開され、話題を呼んでいる。
ユ・スンジュンはアルバムの20番目のトラックとして収録されている「HOME HOME」にフィーチャリングとして参加した。公開された映像の中で、彼は録音室で熱心に作業に取り組む姿を見せた。
正式なフィーチャリングとしてクレジットに記載されてはいないが、ユ・スンジュンの声が入ったアルバムが発売されたのは23年ぶりのことだ。
ユ・スンジュンは2002年に兵役のための入隊を控えた時点で海外公演を行うと出国した後、大韓民国の国籍を放棄し、アメリカ合衆国市民権を取得した。
これにより入国禁止対象者となり、韓国の地を踏むことができなくなっている。
彼は2015年に駐ロサンゼルス韓国総領事館から在外同胞(F-4)ビザの発給を拒否されたため、査証発給拒否処分取消訴訟を提起した。
1審と2審でいずれも勝訴したにもかかわらず、駐ロサンゼルス韓国総領事館がビザ発給を引き続き拒否したため、ユ・スンジュンは駐ロサンゼルス韓国総領事館と法務部を相手に3回目の行政訴訟を提起した。
裁判所は査証発給拒否処分取消訴訟でユ・スンジュンの手を挙げた。しかし韓国・法務部に提起した入国禁止決定不存在確認訴訟は却下された。
現在、駐ロサンゼルス韓国総領事館はこれに対して控訴状を提出した状態だ。
