世界的シンガーソングライターのシーア、元夫が月25万ドルの扶養費を要求し論争
オーストラリア出身の世界的なシンガーソングライター、シーアの元夫が離婚手続きの中で毎月25万ドル(約3,760万3,55円)の配偶者扶養費を要求し、注目を集めている。
「BBC」などの海外メディアの報道によると、シーアは今年3月に元夫であるダニエル・バーナードと「性格の不一致」を理由に離婚訴訟を起こした。その後、バーナードは裁判所に提出した書類で、結婚期間中に享受していた豪華な上流階級の生活水準を維持するためにその額の月額扶養費が必要だと主張した。

バーナードは、シーアと共に短期間運営していた医療関連の事業のために医師の職を辞めた後、収入が全くなくなり、シーアに経済的に依存するようになったと説明した。
彼はそして、結婚生活当時の支出規模を具体的に挙げ、月に40万ドル(約6,016万5,689円)以上をプライベートジェット、休暇、高級レストラン、複数の専属スタッフの維持などに費やしていたと明かした。
元医師の元夫、再就職のために時間が必要だと強調
今年47歳のバーナードは、シーアが結婚生活中に生計を担う「大黒柱」の役割を果たしていたため、暫定的な配偶者扶養費として月25万ドルを受け取ることが正当だと主張した。
彼は「生活費を管理する必要がなかった」と述べ、当時の裕福な生活ぶりを説明した。
バーナードは、医師として復帰するためには数年間の追加教育と複数の厳しい試験を通過しなければならないと付け加え、再就職までにはかなりの時間が必要であることを強調した。
シーアはライブで背中を向けて歌ったり、意図的に顔を隠して歌う「顔のない歌手」という独特のコンセプトで世界中のファンに愛されているアーティストだ。彼女は自身のアイデンティティを隠す理由について「有名になりたくないし、注目されたくない。インターネットで自分への批判を見たくない」と明かしている。
韓国では2014年のヒット曲「シャンデリア」で広く知られ、2014年から2016年まで映画プロデューサーのエリック・アンダース・ラングと結婚生活を送った。
シーアは昨年2022年にバーナードとイタリアで小規模な結婚式を挙げたが、わずか3年で別々の道を歩むことになった。