日本アニメ旋風、その勢いを受け継ぐ『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』
今年、韓国の映画界を熱く沸かせた日本アニメ映画の成功が続く中、新たな話題作が公開を控えており、観客の熱い注目を集めている。
今月14日、韓国・映画館入場券統合電算システムが発表したデータによると、『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』が公開予定作の中で予約率トップを記録した。
この作品は公開前からこの秋の韓国ボックスオフィス上位を争い、韓国で続いているアニメブームの新たな主役として浮上している。

今月14日の午前9時時点で、『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』はリアルタイム予約率11.7%を達成し、前日に引き続き公開予定作品の予約率首位をキープした。
現在、3日連続で韓国ボックスオフィス1位を維持しているアニメ映画『チェンソーマン レゼ編』(23.4%)に次ぐ全体予約率2位につけている。特に、この秋の韓国ボックスオフィスで200万人の観客を動員し興行に成功した映画『仕方ない』(9.3%)や『ボス』(7.4%)を上回る予約率を示し、公開前から強力な話題性を証明した。
2025年、日本アニメ映画の連続ヒット
今年、韓国の映画市場では日本のアニメ映画が立て続けにヒットを記録している。『劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK』が94万人の観客を動員して始まったアニメブームは、『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(73万人)、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(540万人)と続き、韓国映画界を席巻した。
最近では『チェンソーマン レゼ編』が187万人の観客動員を突破したことで、この勢いを維持しており、停滞していた韓国の映画市場に活気を取り戻している。
今、これらの後を追う『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』がどのような新記録を打ち立てるか、業界の注目が集まっている。
世界的人気漫画の核となるエピソードがスクリーンで
『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』は、世界の累計発行部数1億部を突破した人気漫画『呪術廻戦』の核心エピソード「懐玉・玉折」を劇場版に再編集した作品だ。今回の映画はスクリーンに最適化された構成で、観客に圧倒的な没入感を提供する予定だ。
物語の舞台は2006年の輝かしい夏、五条 悟と夏油 傑という二人の呪術師の友情と悲劇的な物語が中心となる。
最強の呪術師と称される五条 悟と夏油 傑の青春時代から、圧倒的な身体能力を誇る敵役・伏黒 甚爾との激しいアクションシーンまで、多彩な見どころが観客を魅了すると期待されている。
アニメブームの新たな主役として注目を集める『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』は、今月16日に韓国全土の映画館で公開される。