お笑い芸人ユン・ヒョンビンは、兵役時代に「D.P」に所属し、52人の脱走兵を逮捕したという驚くべき経歴を明かし、瞬く間に視聴者の関心を集めた。
彼は、予想外の兵役時代のエピソードを披露し、話題を呼んだ。
今月3日に韓国でオンエアされたMBのCバラエティ番組『覆面歌王』第506話では、ユン・ヒョンビンが「タ・タ・タ・タイラギ」という仮面を着用した。しかし、第1ラウンドのデュエット対決で「アンニョンハセウ」と対戦し、88対11という大差で敗北した。

ステージ終了後、正体を明かしたユン・ヒョンビンは、格闘技に挑戦する理由について率直な思いを語った。彼は「番組で良いパフォーマンスを見せたかったために格闘技に取り組み始めた」と述べ、さらに「精神的にやや弱い部分もある。今日も気合を入れて挑んだものの、相手が一節歌い始めた瞬間、『自分には無理だ』と感じ、その後、手足が震えだしてしまいました。普段はケージ内でもしっかりしている足が…」と、ステージでの緊張感を赤裸々に語った。
兵役時代のD.Pとして活動―52人の脱走兵逮捕という特別な実績
今回の放映分で大きな注目を浴びたのは、ユン・ヒョンビンの兵役時代の実績である。彼は軍務離脱取締班D.Pとして活動し、脱走兵52人を逮捕したという驚くべき事実を明かし、「陸・海・空軍を合わせて全国で逮捕率がトップだった」と自信を示しながら、視聴者に新たな一面を披露した。
そしてユン・ヒョンビンは、自身が体験した脱走のケースについても触れた。「意外にも些細な理由で脱走するケースが多く、訓練中に『こんなことなら家に帰れ』という一言で実際に帰ってしまった兵士もいれば、映画『ロード・オブ・ザ・リング』の公開日に合わせて復帰すると主張し脱走した者もいた」 と述べ、スタジオ内を笑いに包んだ。
現在、ユン・ヒョンビンは格闘技ジムを経営しながら、芸能活動も積極的に行っている。