ハリウッド俳優ジュリアン・マクマホン(56)がでがん闘病の末に死去
ハリウッド俳優ジュリアン・マクマホン(享年56)が死去した。
今月4日(現地時間)、海外メディア「ピープル誌」などの報道によると、マクマホンは今月2日、アメリカ・フロリダ州でがんとの激しい闘病の末 安らかに生涯を閉じた。

マクマホンの妻はコメントを発表し「ジュリアンは今週、がんとの激しい戦いの末に安らかにこの世を去った」と述べ、「彼は人生、家族、友人、仕事、そしてファンを心から愛していた」と語った。さらに「家族が静かに悲しみを乗り越えられるよう、見守ってほしい」と呼びかけた。
オーストラリア出身スター、多彩な作品で愛された俳優
マクマホンはオーストラリアの元首相ウィリアム・マクマホンの息子で、ファッションモデル出身の俳優だった。
彼は1989年、オーストラリアの人気ドラマ『ホーム・アンド・アウェー』で俳優デビューし、その後アメリカのテレビ局NBCのドラマ『Another World』でグローバルな知名度を手にした。
2003年、FXチャンネルのヒット作『NIP/TUCK マイアミ整形外科医』での熱演が評価され、ゴールデングローブ賞の主演男優賞にノミネートされた。
ハリウッドのブロックバスター作品にも多数出演し、マーベル映画『ファンタスティック・フォー』ではヴィラン「ドクター・ドゥーム」役を演じ、強烈な印象を残した。
マクマホンは2020年のCBSドラマ『FBI: Most Wanted 〜指名手配特捜班〜』でテレビに復帰し、最後の出演作は今年3月に配信されたNetflixシリーズ『ザ・レジデンス』となった。