サムヤン食品、ブルダック人気で過去最高業績を達成
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辛さと中毒性で人気の「ブルダック炒め麺(プルダックポックンミョン)」。韓国国内にとどまらず海外でも支持を集め、昨年は過去最高の業績を記録した。
5日、サムヤン食品は昨年の連結決済を発表した。売上高は1兆7300億ウォン(約1,890億円)、営業利益は3442億ウォン(約376億円)と暫定集計され、前年比で売上高は45%、営業利益は133%増加した。
これは創業以来、最高の業績であり、ブルダック炒め麺の輸出が本格化した2016年以降、8年連続で成長を続けている。
この好調を受け、株価も急騰。6日午後2時時点で、KOSPI市場におけるサムヤン食品の株価は前日比10万8000ウォン(約11,800円)(15.34%)上昇し、81万2000ウォン(約88,800円)を記録した。
この日の取引中には81万5000ウォン(約89,100円)まで上昇し、過去最高値を更新した。株価は年初来9.74%上昇し、1年前と比較すると356.9%の上昇となった。
サムヤン食品の株価は、昨年第1四半期の業績発表後にストップ高を記録し急騰した。昨年6月まで急激に上昇し、過去最高値を更新したが、下半期には一時停滞。しかし、好業績が続いたことで年末から再び上昇傾向にある。
サムヤン食品の好業績の背景には、米国や欧州での「ブルダック」ブランドの人気急増による海外需要の拡大があるとみられている。
サムヤン食品の関係者は、「アジア市場を超え、米州や欧州でもさらに地位を確立しており、今後も海外需要の増加が見込まれる」と述べ、「6月に竣工予定のミリャン第2工場が本格稼働すれば、海外売上の拡大がさらに加速するだろう」と語った。