アジア初の世界マジックチャンピオンシップ・グランプリ受賞者であるマジシャン、ユ・ホジンが、ドバイ王室の王女に出会い、生死の分かれ道に立たされたヒヤヒヤの瞬間を公開した。
今月12日、ユ・ホジンは放送されたMBC『ラジオスター』(976回「暑さを忘れて〜レリゴー」特集)に、ホン・ヒョニ、キム・ムンジョン、イ・チャンホと共に出演し、華やかな世界活動の裏に隠された危険極まりないエピソードを打ち明けた。
放送出演の感想を聞かれると、ユ・ホジンは、「テレビの中でだけ見ていたこの空間に来ているのがワクワクする。『ラジオスター』に出ること自体がマジックみたいだ」と、浮き立つ心境を伝えた。

彼は自身の経歴について、「世界マジックチャンピオンシップ(FISM)で、アジア人として初めてグランプリを受賞した」と紹介した。MCのキム・グラは、「(イ)ウンギョルも、(チェ)ヒョヌも獲れなかった」と付け加え、彼の位置づけを改めて印象づけた。
現在ユ・ホジンは、アメリカの世界最高のマジックチーム「The Illusionists」で活動しており、マジックチーム「Hundred Fingers」のリーダー兼メンバーとして活躍中だ。アメリカ国内での人気を聞かれると、彼は、「道を歩くと人々が気づいてクラクションを鳴らす。ユニバーサル・スタジオに行くと人々が『マジシャンだ』と言う」とし、現地での地位を実感させた。
特に彼は、大型オーディション番組「America’s Got Talent」の本選ステージを控えていると明かした。韓国円換算で約15億ウォン(約1億7,000万円)に達する賞金について、ユ・ホジンは、「8月に生放送の撮影をする。9月が決勝戦だ。優勝したらまた出演する」と自信を見せた。
華やかなキャリアの裏には、死の淵まで行ったヒヤヒヤの事件が隠されていた。ユ・ホジンは、世界最高のマジックチーム「The Illusionists」のツアー活動当時を振り返り、驚愕の体験談を披露した。
彼は、「ドバイで公演をするのだが、スタッフたちが『今日、王女が見に来る。なんと7人来る』と大騒ぎになった」と切り出した。続けて、「ボディガードたちまで合わせて車両14台が入ってきた。黒いバン14台が入ってきて、王女様たちが降りてこられた」と当時の状況を伝えた。
王女一行からサインを求められたメンバーたちは、記念撮影に応じた。ユ・ホジンは、「写真を撮る時、肩を組んで撮るじゃないか。あまりにも嬉しくて肩を組んだら、ボディガード数十人が本当に自分に銃を向けたんだ」と語った。

彼は、「あまりにも全身が震えた。動くこともできなかった」とし、当時の恐怖を生々しく蘇らせた。スタジオはあっという間に驚愕に包まれた。
幸い、チームリーダーの機転で最悪の状況は免れた。ユ・ホジンは、「その時チームリーダーのマトス(マジシャン)が、『この子は英語ができなくて、ドバイの文化をよく知らないんだ』と言ってくれて、銃を下ろして無事に済んだ」と振り返った。
彼は、「家に帰っても手が震えた」とし、当時のトラウマを伝えた。続けて、「正直、本当に少しおもらししたと思う」と告白し、緊張感でいっぱいだった雰囲気を、瞬く間に笑いへと変えた。