世界最大のユーチューバー、MrBeast(本名ジミー・ドナルドソン)が、サウジアラビアに独創的なテーマパークを披露する。既存の遊園地とは全く異なるコンセプトで話題を集めている。
去る12日(現地時間)、英デイリーメールの報道によると、MrBeastは去る6日、自身の個人SNSを通じて「来週、私たちの新しいテーマパークである『Beast Land(ビーストランド)』がオープンする」と発表した。
新しいテーマパークであるBeast Landの開場日は、来る13日に予定されている。

Beast Landの最大の特徴は、MrBeastのYouTube動画からインスピレーションを得た独創的なアトラクションである。
代表的な施設として「タワー・シーズ」、「ドロップ・ゾーン」、「エア・メール」などがある。
「タワー・シーズ」は、巨大な投石機にボールを投げる体験型アトラクションで構成されている。「ドロップ・ゾーン」は、6人が罠の上に立っており、最後までボタンを押さなかった人が床に落ちるというスリル満点の方式で運営される。「エア・メール」は、ジップラインに乗って移動しながら重いバッグを標的に向かって落とすアトラクションで、MrBeast特有のゲーム的要素が完璧に溶け込んでいる。
MrBeastはテーマパーク開発の背景について、「Beast Landが既存のテーマパークとは異なってほしかった」「独創的で、自分がやってみたいアトラクションをたくさん作った」と説明した。
サウジアラビアを開場場所に選んだ理由については、「視聴者のほとんどが米国外に居住している」「特に中東地域のファンが多いためだ」と明らかにした。
入場料は多様なオプションで構成されている。基本入場のみ可能なチケットは6.67ドル(約1,030円)であり、全てのアトラクション利用が含まれた「ビースト・モード・プラス」チケットは66.40ドル(約1万257円)である。
リヤド行きの航空券を含むパッケージ商品も共に販売されている。
このニュースに接したネットユーザーたちは、「ディズニーランドと競争しなければならないな」「規模がすごい」「お金が多いから、やってみたいことを全部やっているようだ」「いくら費用がかかったのか気になる」など、多様な反応を見せた。
一方、MrBeastは現在、チャンネル登録者数4億5,000万人を保有する世界最大のユーチューバーであり、資産規模は推定で約8,500万ドル(約131億3,074万円)に達すると知られている。
業界の推定によると、YouTubeの再生回数や広告・協賛収益などを考慮すると、彼のチャンネルは1日に最小1万7,200ドル(約265万7,149円)から最大38万7,200ドル(約5,980万8,545円)まで稼ぎ出していると分析されている。