韓国の野球レジェンドのイ・デホ、野球選手に挑戦する息子に対する率直な心情を告白
「朝鮮の4番打者」と呼ばれるイ・デホが、野球選手を目指す自身の息子に対する率直な心情を打ち明けた。
イ・デホは自身のYouTubeチャンネルを通して、息子の野球への挑戦と家族の反応について語った。

今月20日にYouTubeチャンネル「イ・デホ『RE:DAEHO』」にて公開された「焼肉の会食後、野球界に生じた変化…(feat.釜山フルコース)」と題した動画で、イ・デホはキャスターのホ・ヒョンボムとともに釜山旅行を楽しみながら様々な話題を交わした。
釜山出身であるイ・デホの推薦により、二人はグルメスポットを巡りながら会話を続けた。
カフェで会話中、ホ・ヒョンボムがイ・デホと妻シン・ヘジョンとの関係について触れると、イ・デホは「幼いころから友人のように仲良くしてきたので、自然体で過ごせている」と答えた。
さらに彼は「歳月を重ね、妻と長い時間を共にし、子どもたちを育てていく中で、恋愛していた頃よりも今の生活の方が良いと感じる」と述べ、現在の家庭生活に対する満足感を示した。
野球選手として、息子の挑戦に複雑な心情を抱く
ホ・ヒョンボムが野球をする息子イェスンについて質問すると、イ・デホは率直な思いを語った。
「僕はかなり苦労してきたので平気ですが、妻は非常に心配している」と述べ、「夜や夕方までの練習で息子が疲れ果て、倒れてしまい、『小さい体で大丈夫なのか』と抱きしめながら泣いているのを見ている」と妻の反応を伝えた。
イ・デホは、自身と妻とで異なる子育てスタイルについても触れた。
彼は「僕は傍で『僕も幼い頃からそうやって練習してきた』と何気なく見守る一方、妻は『あの頃と今は違う』と、一人で涙を流す」と語った。続けて、「イェスンが本当に多くの愛情を受けて育っているのを感じる」と微笑んだ。
しかし、イ・デホ自身も息子に無理な練習を強いることはしないと強調した。「小学3年生だからといって、さらに過剰な練習をさせるべきとは考えていない。今はまだ野球を楽しむべきだ。苦労して野球に取り組む感覚を味わって欲しくない」と、野球選手出身の父としての教育哲学を明かした。

イ・デホは、息子が心から野球を楽しんでいることに大きな意義を感じている。
「現在もイェスンは野球を非常に楽しんでおり、休日になると僕に野球をしようと誘うほど、その情熱は本気だ。それが何よりも嬉しい」と述べ、「今は実力そのものが重要ではない」と語った。
一方、イ・デホは2009年に8年間の交際を経てシン・ヘジョンと結婚し、娘一人と息子一人の子どもに恵まれている。