Microsoft Windows XPの壁紙「草原」撮影地の現状に「衝撃」
Windows XPの象徴であり「世界で最も見られた写真」として知られる「草原」の撮影が行われたロケ地の現在の姿が公開され、ネットユーザーに衝撃を与えている。
今月6日(現地時間)、海外メディア「デイリー・メール」は「Windows XPの壁紙として使用された写真『草原』が撮影された実際の場所の変化した様子がネットユーザーを落胆させた」と報じた。
報道によると最近、あるネットユーザーが自身のInstagramのアカウントに「草原」撮影地の変遷を公開した。
その投稿には、草原の青い丘が徐々にブドウ畑に変わっていく様子が収められていた。

これを見たネットユーザーからは「私たちの思い出が消えてしまった」、「昔の雰囲気が失われた」、「もう一度あの丘が見たい」、「なんだか寂しい」など、失望の声が上がった。
しかし、「草原」の風景はもともと一時的なものだったことが分かった。1998年にこの写真を撮影したチャールズ・オリア氏は過去のインタビューで、「当時、ブドウ畑が病害虫の被害で除去された状態であり、そのおかげで緑の丘が一時的に現れた」と説明していた。
同紙は「27年が経過した今、多くの人々の壁紙となっていた青い丘はブドウ畑に戻った」とし、「一部のネットユーザーは、この伝説的な場所が『破壊された』と主張している」と伝えた。