韓国・春川地方裁判所の刑事1単独は先月、元交際相手の裸体動画を保存し、その女性の夫に送りつけるなど複数の罪に問われた30代男性A被告に対し、懲役1年6カ月の実刑判決を言い渡した。
裁判所はまた、A被告に性暴力治療プログラムと家庭内暴力治療プログラムをそれぞれ40時間受講するよう命じ、さらに児童・青少年・障害者関連施設への3年間の就業制限も科した。
A被告は性暴力犯罪処罰特例法違反、特殊尊属脅迫、業務妨害、器物損壊、住居侵入、家庭暴力犯罪処罰特例法違反、道交法違反、飲酒運転、無免許運転など多岐にわたる容疑で起訴されていた。
起訴状によると、A被告は小学校時代の同級生B氏と2019年から交際関係にあり、その間にB氏から送られてきた裸体動画を保存。2023年になってB氏の夫にその動画を送りつけたという。さらに自分の父親を脅したり、妹とケンカして家具を壊したりするなど、家族に対する暴力行為も繰り返していた。
加えて、飲食店で騒ぎを起こしたり無免許で車を運転したりするなど、複数の犯罪行為を重ねていたことが明らかになっている。
一審では「被告は前科がある期間中にも犯罪を犯しており、罪質が極めて悪い。被害者のB氏も厳罰を望んでいる。ただし、被告がすべての犯行を認めている点や、犯行の多くがうつ病などの症状の影響下で行われたと考えられる点などを考慮した」として、懲役3年が言い渡された。
これに対しA被告は刑が重すぎるとして控訴。控訴審の裁判所は原審判決を破棄し、懲役1年6カ月に減刑した。再試行Claudeは間違えることがあります。回答内容を必ずご確認ください。