今秋のリリースを控えたiPhone 16のスペックに注目が集まっている中、従来の機械式ボタンが全て静電容量式ボタンに交換されるとの見通しが出てきた。
先月22日(現地時間)、IT専門メディア「AppleInsider」は、iPhone 16シリーズのボタンがさらに進化すると伝えた。
まず、iPhone 16シリーズ全製品に「アクションボタン」が追加される。
これまでAppleはiPhone Proモデルにアクションボタン機能を導入してきた。iPhone 15 Proから導入されたアクションボタンは、ユーザーが頻繁に行う動作を指定して利用できるボタンだ。
今年リリースされるiPhone 16シリーズでは、Proモデルだけでなく標準モデルにもアクションボタンが搭載される見通しだ。
新たな「キャプチャーボタン」も導入されると予想される。
iPhone 16シリーズで初めて登場するキャプチャボタンは、デジタルカメラの2段階ボタンのように、複数の圧力レベルを検出し、軽く押すか半分押すとユーザーが焦点を固定して調整でき、完全に押すと画像またはビデオをスクリーンショットすることができる。
また、ズームイン・ズームアウト機能もサポートされると伝えられている。
他の目立つ変化は「静電容量式ボタン(ソリッドステート式ボタン)」だ。
iPhone 16シリーズの全てのボタンは、ボタンを直接押さなくても軽いタッチだけで振動が感じられ、実際にボタンを押したような効果を与える静電式ボタンが適用されると予想される。
当初、Appleは昨年リリースされたiPhone 15 Proラインアップにソリッドステート式ボタンを使用する予定だったが、技術的な問題で計画が頓挫したと伝えられている。
「AppleInsider」は、台湾「Economic Daily News」の報道を引用し、Appleが台湾ASEに静電容量式ボタン関連部品を大量に注文したと伝えた。
新たに適用される静電容量式ボタンは、ボタンを押すたびに振動フィードバックを生成するために両サイドにタプティックエンジンモーターを使用する予定だ。
これはAppleのMagic Trackpadの「クリック」動作と非常に似ていると伝えられている。
該当部品は来る第3四半期に生産予定で、Appleは第3四半期末に製品を大量出荷する必要があるため、iPhone 16ではなくiPhone 17シリーズに適用される可能性もあると見られている。
一方、iPhone 16シリーズは来る9月にリリース予定で、Appleは最近初めて初回リリース国に韓国を含めた。
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