娘くらいの歳のコンビニ店員に対し「食事したりして楽しもう」と提案した中年男性
韓国で、ある中年男性が娘くらいの歳のコンビニ店員に対し、頻繁に援助交際を持ちかけたという事件が明らかになった。
去る14日、韓国のJTBC「事件班長」は、忠清北道の繁華街にある某コンビニでアルバイトをしている20代の女性Aさんのエピソードについて報じた。
報道内容によると、去る6日Aさんは勤務中に衝撃的な事態を経験したという。中年の男性客Bから「一緒に食事をしたりして楽しもう。若い子と話すのが好きなんだ」と声をかけられたのだ。
Aさんが公開した録音データによると、男性客Bは「月に120万〜150万ウォン(約13万3,000円〜16万5,000円)ほどあげるから」と提案していた。
警察は「セクハラとしては成立せず」と口頭警告のみ
Aさんが「会って何をするのか」と尋ねると、男性客Bは「週に一度会って食事したりして楽しむんだ。ただし、身体的な負担を感じさせるようなことはしない。若い子に『負担だな』と思われるようなことはしない」と、驚くべき返答をしてきたという。
困惑したAさんが「お酒に酔っているのではないか」と言うと、男性客Bは「ノーノーノー(No)。正直な気持ちを話しているんだ」と答えた。
続けて、Aさんが「私にとって両親くらいの世代ではないか」と指摘すると「それとは関係ない。『テイクマネー(take money)』するから」と堂々とした態度を見せてきたという。
さらに、男性客Bは「別に間違ったことではない。俺は、顔や体型が綺麗な女性を選んだりはしない。これを悪く捉えてしまうのなら仕方がないけどな。だって、俺のことを知らないんだから」と意味不明なことを言い続けた。
恐怖を感じたAさんは、店長にこの件を報告後「緊急通報ボタン」を押して警察を呼んだ。
しかし警察は、男性客Bによる身体接触や暴行、脅迫などがあったわけではないため、セクハラとしては成立しないと説明した。ただし、警察は男性に対し「再び来店した場合(被害者が)ストーカー行為として通報する可能性がある」と注意を呼び掛けたという。
ところが、この2日前にも男性客Bは当コンビニを訪れ、Aさんに対し「昨日、君がいなくて残念だったよ」「一緒に食事したりして楽しもう」「俺は職位も高いし、信頼してもいい。詐欺師や泥棒なんかじゃない」などと言って立ち去ったことが明らかにされた。
Aさんは「(当客が)コンビニの近くに住んでいるようだ」とし「遭遇してしまわないか不安だ。何か事件が起きてからでないと、法律は守ってくれない。このような犯罪も防ぐべきではないのか。それができないのなら、法律を変えるべきだ」と訴えたという。
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