6人の小学生に対し、100回以上性的暴行を加えた教師…「死刑」
14歳未満の女子児童6名に対し、100回以上性的暴行を加えた小学校教師を含む未成年者性犯罪者3名に対し、中国当局が即時死刑を執行したことが明らかになった。
中国は、未成年者に対する性的犯罪などに「厳罰主義」を適用させている。
去る14日、中国メディア「新華社通信」は、最高人民法院が前日クォ氏、シャン氏、コン氏など、未成年者への性犯罪者3名に対し、死刑判決直後に刑を執行したという内容を報じた。
報道によると、法院は「未成年者に対する性的犯罪は、未成年者の身体的・精神的健康を著しく損なうもので、社会に与える害悪が甚大である」とし「法院側は、このような犯罪を法に基づき厳しく処罰し、断じて許さない」と判示したという。
婦女暴行の場合、3年以上10年以下の懲役刑
クォ氏は小学校教師という立場を悪用し、2013年から2019年まで14歳未満の女子児童6名に対し、100回以上の性的暴行を加えたということが明らかになった。また、12歳未満の女子児童3名に対しても、複数回わいせつ行為を行った容疑がもたれている。
シャン氏は2011年から2020年にかけて、公園や広場、幼稚園の入口などに未成年者を誘い出し、隠れ家に連れ込んでは性的暴行を加えたという容疑がかけられている。また、犯行の過程を盗撮し、その写真や動画を使用して脅迫をも行った。特に被害者の一人は、重度のうつ病や不安障害に苦しみ、自殺に至ったと知られている。
コン氏は、自身が経営するお店に頻繁に訪れていた12歳未満の女児に対し、単独で、または他者と共謀して、長期間にわたり性的暴行を加えた容疑がもたれている。その結果、被害児童は16歳で死亡してしまった。
中国刑法によれば、暴力やその他の手段で脅迫して婦女を暴行した場合、3年以上10年以下の懲役に処されるという。しかし、被害者が14歳未満の未成年者の場合は10年以上の懲役または無期懲役、あるいは死刑など、加重処罰を執行すると規定されている。
この報道内容に対し、韓国のネットユーザーたちは「このような中国の対応は、とても正しいと思う。韓国も厳罰主義を導入すべきだ」「中国から学ぶべき点がある」「いくら何でも、死刑は慎重に判断すべきだ」などの反応を見せたという。
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