「児童性的虐待犯」チョ・ドゥスン、韓国の安山市・檀園区・瓦洞内で引っ越し
韓国で児童性的虐待犯として知られているチョ・ドゥスン(71)が、出所後に滞在していた住宅から引っ越したことが明らかになった。
去る28日、安山・檀園警察署は、チョ・ドゥスンが出所後ずっと居住していた安山市・檀園区・瓦洞にある多世帯住宅から、近隣の他の多世帯住宅へと25日に引っ越したことを発表した。
法務省はこの内容を23日に警察に通知したとされている。
チョ・ドゥスンが引っ越した住居地は直線距離で290m離れた場所に小学校があり、半径1.5km以内に10個以上の小中高校がある。
チョ・ドゥスンが引っ越す、賃貸借契約の満了が理由であると判明
チョ・ドゥスンの新しい住居地は前の住居地から約2km離れた場所にあり、彼が引っ越しを決めた理由は既存の住居地の賃貸借契約の満了日を控えていたためと伝えられている。
これに伴い、警察はチョ・ドゥスンの新しい住居地付近に常時パトカーの配備および警察官の追加配備を行うなど、パトロールを強化させた。
以前、チョ・ドゥスンの住居地近くに設置されていた特別治安センターも、近々チョ・ドゥスンの新しい住居地付近に移転する案が検討されているという。
警察関係者は「既存の特別治安センターは運営していない状態だが、新しい住居地を中心に従来のパトロール体制を同じく維持させている」と述べた。
続けて「適切な場所を選定でき次第、特別治安センターを移転する計画だ」と明らかにした。
現在、安山市の清原警察官もチョ・ドゥスンの新しい住居地周辺の状況を点検するなど、パトロール活動を続けているという。
また、安山市は清原警察官が勤務している市民安全守り隊センターをチョ・ドゥスンの新しい住居地付近へと移転する案を検討中だと伝えた。
一方、チョ・ドゥスンは2008年12月11日に京畿道・安山市・檀園区・元谷洞にある某教会内のトイレで、当時8歳だった女児を誘拐しては性的暴行を加え、身体を傷害を残した。
これにより被害児童は性器部位の機能を失ってしまい、永久的な障害を負ったと言われている。
懲役12年の判決を受けて2020年12月12日に出所したチョ・ドゥスンは、2027年12月11日まで電子監視足輪を装着した状態で保護観察を受けなければならない対象者である。
この期間中、チョ・ドゥスンは夜間外出禁止、過度の飲酒禁止、教育施設への出入り禁止などの遵守事項を守らなければならないとされている。
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